今日は、「鼻かむのが俺の仕事なのかよ」というぐらいイマイチな午後だった。鼻をかみ、ビックス・インヘーラーを吸い、アレルギー用目薬をさす。その繰り返し。今週前半は”気”のめぐりが悪いようなので仕方がない。こういう時はじっと受身で邪気が通りすぎるのを待つのみ。
しかし、気温が18度ぐらいから一挙に9度に落ちると、体調を崩さない方が不思議だ。通勤で目にするマスクピープルも、半分は花粉ではなく風邪を召しておられるのだろうな。おのおの方、ご自愛あれ。
明日の朝刊でいよいよ民主党の謝罪広告が掲載されるらしい。全国紙五紙プラス道新、それぞれ全15段で2000万円弱也。ン?なんか安くないかい?だいぶ値崩れしているのか、ダンピングなのか知らんけど。本来ならば1.5億ぐらい行きそうなものだけれど。
前にも書いたが、新聞社会面に15段もいいけど、やはりヤフーブランドパネルにしていただきたかったなあ。
今日は20時より、NHKハイビジョンで「NIPPONの巨人」シリーズ、岡本太郎先生。
昨夜は丹下健三をやっていてチラっと見たのだが、なんかただ昔の映像がながれているだけで、全く面白みのない構成と編集だったように思う。通しで見たらそうでもないのかもしれないが、ちょっと厳しいなあ。ドキュメンタリーのNHKなんだから、もうちょっと頑張ってよ。
今日は期待しているよ。
(23:30現在)
今日の岡本太郎さんの放送はなかなかすばらしかった。構成や編集の問題というよりも、『太陽の塔』の出来るプロセスを淡々と紹介したり(堺屋太一さんの解説はあった)、太郎さんのインタビューを延々流しているだけでも退屈しなかった。
考えてみたら、大阪万博で丹下健三さんの建造物の屋根を突き破って、太陽の塔をおっ建てるなんて、太郎さん以外には出来ないよなあ。
ピカソの作品に刺激され、本気で巨匠ピカソを越えようとしたあなたも巨匠です。
それ以外に印象に残ったのは、とにかく「ぶつかり合う」という言葉が何度も出てきたこと。二つの異なるもの(例えば、抽象的なものと具象的なもの)がぶつかりあって、爆発する。調和するのにも、ぶつかり合って調和する、などなど。
今年は絶対、岡本太郎記念館(@表参道)にも美術館(@川粼)にも行くぞー。
あ、ただし、番組の中で朗読した筧利夫と上原多香子はいただけなかった。筧の方は、まだ上下赤で決めて、編集学校で言うところの「カブキっぽさ」(つまり尋常でないところ)は出していたが、上原はただの棒読み。
NHKさん、もう少し人選考えましょうね。