神保町のオムライス

amigo_kimura2006-04-03

最近食べ物の話が多くて、「食い意地(これで“くいじ”と読むのかな?)が張っている」と思われるかもしれないが、食い意地は張っている。
死んだ父は、僕のことを戦死した兄(つまり僕からみて伯父)の生まれ変わりと信じていた節があり、食い意地が張っていたり、洋服を山のように買ったり、無駄遣いをしたりしても、出征のために何の楽しみも享受(きょうじゅ)せずに死んだ反動と思って、あきらめていたようだ。
もちろん、現世の本人が前世のことなどわかるわけがない。昔、「前世療法」前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)なる本にはまりそうになったことがあった。大変興味深い本で、こういう世界も否定はしないが、あまりハマり過ぎると、現世がおろそかになってろくなことはない。「オーラの泉」も同じことかな。時々見てしまうけど。


さて、食い物のことに戻る。神保町界隈に会社が移って1年半。ついにランチでオムライスにありついた。オムライスとうなぎ以外のものは、だいたい食したつもりだが、オムライスにお目にかかったことがなかった。
今日ついに西神田2丁目の「清水亭(きよみずてい)」でオムライスにありつく。ネットには750円と書いてあったが、実際には650円。中のチキンライスはややベチャベチャしているものの、量は十分で味もまあまあ。この値段ではOKだろう。店に清潔感がないのも、まあ良しとしましょう。
オムライス以外にも、チキンドリア、ハンバーグ、ビーフシチュー、ミートソース、要は揚げ物以外の洋食が豊富にラインナップされている。格闘家の小川直也も学生時代からの常連さんだったようだ。ってことは日大か?

ところでオムライスといえば、最初に勤めた会社の時によく食べた、豚児(とんじ)のオムライスがよかったな。銀座3丁目あたりのいわゆる定食屋でまだ営業しているかどうかは不明だけど、卵4つぐらい使ったふわふわオムライスは、時々懐かしくなる。


今日は、例によって花見明けの月曜で、先週ほどではないが結構きつかった。でも、本格的な春到来で、気分もすがすがしかったのだが、社内でつまらんポリティクスでプロジェクトに妨害が入り、午後はやる気が減退してしまった。企業で働くということは、ポリティクスはつきもので、それがいやながら自分で独立するしかないわけだが、独立してまでやりたいことがまだ見つからない。やがて5年になるというのに、まだまだ社内の泳ぎ方が上手くならないな。

なんて思いながら、ヤフーニュースにチラッと目をやると、「PC マウスで冷遇される左利き、大半が右手用を使用」。
「インターネットコム株式会社 と JR東海エクスプレスリサーチ が行った、マウスに関するユーザー調査によると、右利きでないユーザーは1割強存在、そのうちの8割強が右手用マウスを使用していることがわかった。」(上記出典ヤフーニュース)
サンプルはたかだか330なのだが、1割強の43人がサウスポーで、彼らの8割強が、右用マウスを使ってるとのこと。

フムフム、実は我輩右利きなのだが、マウスは左で持っとるよーん。「脳力トレーニング」ばやりだけど、そんなもん流行る前に、左マウスで脳を刺激してるんだもんねー。今では、右手で持つほうがぎこちなかったりする。
川島隆太先生の「脳力トレーナー」もずいぶん昔に買ってやっていた。彼の理論は、計算ドリルだけではなく、古典を早いスピードで音読することと併用して初めてパワーを発揮するのだ。
しかし思うに、PSPやDSで脳力系のものを買った人は、一部の根気のある人を除いては、年内には飽きて触らなくなっちゃうんでしょ。。そういう一過性のことよりも、僕の左マウスのように日常生活で取り入れたほうがええんちゃう?
あと、やっているのは、日記を左手で書く。これも一年以上やったかな。最近このブログやmixiもあるので、なかなか手書き日記まで手が回らないが。
左手で箸を持つのはまあ基本。
あ、そうそうゴルフ留学中は、ゴルフに飽きてきたので、レフティーのセットを手に入れて左打ちでもやっていた。100そこそこで回れるようになったけど、日本ではラウンド自体が年に数えるくらいしか出来ないので、ちょっと無理だね。
あ、なんかちょっと自慢話になってしまった。イカン。その割りに脳は活性化されていないことは、正直に申し添える。

要するに、脳力もフィットネスも、死ぬまで続けられることをやりなさい、ということ。