退屈な会議中の稽古

ムガールのランチ

毎月1回、話の中身の8割以上がちんぷんかんぷんな会議があるのだが--つまり、システムがらみの議題が多いので付いて行けない。これから先も同じだろう、― 途中から、気を出す稽古をしてみた。
姿勢を正して、丹田にしっかりと気を入れて、座りの呼吸投げの要領で、手の指先から気を出すようにする。もちろん手は机の下に隠しておくが、、。

おかげで、その練習に集中できて、眠くならなかった。話も聞いていなくて、こっくりこっくりやっているよりもよっぽど有意義だ。

ランチは神保町のカレーストリートの「ムガール」で、豆とおくらのカレー。ナンがおかわり自由なのがうれしい。


そういえば、昨夜のK-1は、ホーストの相手が元々ボブ・サップで、敵前逃亡をしたので、相手が急遽ピーター・アーツに代わったとのこと。サップ、曙はもうお引取りいただいた方がいいね。
ただし、それ以外は昨日書いた、ナオフォール・アイアンレッグの試合をはじめ、バンナVSボンヤスキーの試合もなかなか面白かった。ボンヤスキーの判定勝ちは、ホームタウン・ディシジョンとは思ったけどね。

なんだかんだ言って、格闘系ではK−1が盛り返してきて、一番面白いのではないか?(ただし、ボクシングは除くけど)


K-1ついでにボクシングについてひとこと)
自分はブログの中で、亀田兄弟、亀田ファミリーの批判めいたことは書いている。彼らのボクシング技術の中で、良い部分は良いと言っているつもり。
ところで最近特にネットで亀田批判がかまびすしくなってきているが、「日本のボクシングが地に落ちた」という意見を目にすると、「ちょっと待てよ」と思う。

日本のボクシング界を引っぱっているのは、日本のジムに在籍している5人の世界チャンピオンである。
つまり、ミニマム級の新田豊イーグル京和、スーパーフライの引退宣言はしたが、徳山昌守バンタム級長谷川穂積、そして最年長世界チャンプとなったフェザー級越本隆志である。

亀田兄弟は、地上波と組んでまったく別のファン層を作ったのであって、昔ながらのボクシングファンはそれについては冷静に、時には冷ややかに見ていて、あくまでも実力のある選手の試合を楽しみにしているのである。

しかしながら、上記5名のタイトル防衛戦はなぜか放映されず、亀田兄弟のあまり見ごたえのないマッチメークが大々的に放映されてしまうところがイビツなのである。

自分が期待することは、この5人の防衛戦はちゃんと放送してほしいことと、亀田兄弟に関しては下記のことをお願いしたい。

亀田興毅については、挑戦者決定戦といって恥ずかしくない相手と試合して、勝った上で堂々世界戦へチャレンジしてほしい。相手はやはり世界うーん悪くとも15位以内だね。
このあいだみたいに30位とかでは話になりません。

亀田大毅は、2、3年以内に日本チャンピオン挑戦というのが妥当な線ではないだろうか。
あまり急ぎすぎて、経験と技を積み上げないと、のちのち不幸なことになるような気がする。

日本のボクシング界も、長い歴史の中で築き上げられたシステムの上で、きちんと機能していて、先日ちらっとTVで見た、粟生隆寛のような有望な選手も出てきているのである。
(他にもたくさんいると思うが情報収集していなくてわからない)

芸能界的なノリの中で、一足飛びに頂点をめざそうとせず、一歩一歩階段を上ってもらいたいと思う次第である。


以上、自称ボクシング評論家のたわごとでした。


さてと、18:00からちょっと思い会議だ。