合気道演武大会

amigo_kimura2006-05-28

昨日は、武道館に演武大会を見に行ってきた。稽古を休んでまで行った甲斐があった。

印象的だったのは、高校生の女子のグループで、全員が同じタイミングで同じ技を一糸乱れずにやったのが美しかった。また、杖の方をこれもまた20人ぐらいでやったのも良かった。杖はいいなと改めて思った。

前受身で、5段ぐらいの人間ピラミッドを飛び越えてやったのは、会場で目立っていた。
本部道場師範の演武で、触らないで”気”だけで受けがクルリンともんどり打って倒れるのは、会場で「本当かなあ」というどよめきがあった。自分もちょっと眉唾に思ったのだが、後でよく考えると、ただ後ろに倒れることはシミュレーションで出来ても、クルっとひねりをつけて倒れるのは、外的なパワーがないとなかなか出来ないぞと思った。

多田宏師範はすばらしいの一言。もっと剛(ごう)のイメージを持っていたが、柔らかい感じもあった。

実は盛平翁のお孫さん(三代目)で、合気会道場主の守央(もりてる)さんについては、失礼ながら「どうなのかなあ?」と思っていたのだが、よどみない技が繰り出され、スマートな体から強い気が発せられていた。
盛平翁の魂も来ているんだろうなと思いながら、武道館の天井を眺めてみた。

今日、武道館の畳の上に上がって演武された方はなんと7500名。それ以外の自分のような人も居るわけなので、おそらく約1万人も見に来たことになる。

5時間半はさすがに飽きるかなと思ったが(しかも1人だったし)、ほとんど飽きずに楽しませてもらった。そして、自分のやっていることにも少し自信が持てた。


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昨日の「純情きらり」について。
きみまろ先生の即興曲については、当然のことながらサクラだけが弾けた。ジャズ風アレンジもやってのけた。でもあれはジャズ風ではなかったが。演出への注文としては、当然弾いてるのは替え玉だけれども、もう少し手が華奢(きゃしゃ)な子を選んだ方が良かったね。明らかに違う手だとちょっと興ざめしてしまう。

最後に、急速に仲良くなったサクラと達彦がピアノの連弾をする。大作を描き終った東吾は、ピアノの音がするのを聞いて、「おっ、あの二人仲良くなったな」と察知したような表情をする。この辺はまあまあ憎い演出やね。

来週はついに達彦のお母さん(戸田恵子)がマロニエ荘に乗り込んできて大騒ぎになる。
また、いよいよ第二次大戦モードに突入し、きみまろ先生のレッスン室に憲兵隊が4人ぐらい乗り込んでくる。

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今日日曜は、高校の吹奏楽部の先輩がライブをやるので、中野のZEROホールへ行く。
といっても、一緒に行ったほとんどの先輩方は25年ぶりに会うのでちょっと緊張。

題目は、メインはガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」とムソルグスキーの「展覧会の絵」。
ガーシュインは、ピアノがなかなか良かった。展覧会の絵は、いままでにレコード、CD等で何十回か聴いた曲だ。その先輩はトランペットだが、プロムナードのソロは他の人に譲ったようだった。しかし、最後のキエフの大門では、先輩の音がビンビンと聞こえてきて感動ものだった。


でも、土・日とも、自分ひとりでイベントへ出かけてさすがにちょっと心苦しい。


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今日、教育テレビで「風とロック」箭内さんのクリエイティブ合気道の再放送をやってたようだ。さすがに2回は見ないけど。
しかし、このゴールデンタイムに再放送とは、NHKは怠慢なのではないか?
昨日の合気道の演武大会を放送してくれよ。NHK合気道部もあるみたいだし。