20℃の水行

いつの間にか、30℃の世界から20℃の世界へ。
今朝は6時過ぎに起き、呼吸法体操をして木剣を少し振って、水の行。さすがにきついかなと思ったら、なぜか水が少しあたたかい?お湯か?と思ったがやはり水。不思議なものである。
なんとなく拍子抜けして水を浴び、それから少し朝風呂。

今朝は30分早い出勤で、定例のアメリカとの電話会議。
だから、純情きらりは見れず。今日はジャズライブの盛り上がる場面なのに残念。
また嫁はん録画してくれるだろうか?


さて、行ってこよう。

                                              • -

(最近の読書)
ここ2週間ぐらい、電車の中で有吉佐和子を読んでいる。
まず「一の糸」を読んでやられてしまった。一の糸は松岡正剛の千夜千冊の中の一冊でもある。なじみのなかった文楽の世界の話だが、琵琶をかじっている(フルーツではない)わしとしては、ぐんぐんと引き込まれてしまった。文楽そのものにも少し興味が湧いてきた。
そして、今7割方読んでいるのが「鬼怒川」。これは、栃木と茨城の県境ぐらいにある、結城という場所が舞台になっている。栃木は鬼怒川の上流の川治温泉へ時々行くので、親しみを感じる。また嫁さんが着物が趣味なので、結城紬とか、絣(かすり)とかの機織の話しが根底にあるのでこれもまた親しみを感じる。一の糸もそうだったが、有吉佐和子は着物の描写がすごく深い。あまり知らなくても、着物とか機織とか染物に興味が湧いてくる。
それだけではなく、小節の構成そのものもかなりしっかりしているのだが・・・。
本当に惜しい人を亡くしたものだ。というか、松岡校長も言っているように、日本で注目されなさ過ぎるのは変だ、というのはそのとおりと思う。

さてさて、帰りの電車の読書が楽しみ。