やってらんねーぜ!

amigo_kimura2007-05-12

この写真にキャプションをつけるとすれば、そんな感じかな。ホンマ表情豊かやわ。子どもって。手にしているのはリアルな携帯ではなく、電話屋の店頭にある、ボタン操作の効かないやつをもらってきたもの。


さてさて、休みの日となると寝ていていいのに5時半に目が覚めてしまった。昨夜はなんかへとへとに疲れていた。
連休明けの週で、火曜の夜にクラス会に参加し、昨日は早朝電話会議に参加した等のせいだろうか。早朝といっても8時半は早朝とはいえないな。


朝、布団の中で考えていたのは、ITの便利さと人間の退化ということ。
今週、火曜の昼に昔のPR会社の上司2人と食事した。その時1人の上司が、「この辺に大正時代からやっている寿司屋があって、ちらし寿司がめちゃめちゃうまいっていう話なんだよなあ」といった。昔だったらちょっとやそっとじゃ見つからないのだが、今は、PCで、「ちらし寿司 九段下 大正時代」なんて検索をすると、「はあ、寿司政って店だなそれは。ランチで1890円か」ってことがすぐわかる。
さっそく元上司にメールを送ったら、「よくわかったね」と返事。
ワシは、「今や検索エンジンで探せないものはない、と言われています」と返した。
おそらく、検索の仕方によっては、多少の裏情報も含め、世界中の情報で得られないものはなくなってきているのだろう。なんせ、グーグル様の社是?が、「世界の情報を整理しつくす」なのだから。

そこでふと思うのだが、労せずして情報が手に入るということは、情報の価値が下がるということと、人間が退化するということ、そして、ますます管理される、踊らされる・・・、そして終局には滅亡。
そこまで悲観的に考えているわけではないけど、利便性の向上と人間の退化は常に背中合わせであることは、意識している必要がある。

今、合気道をやったり、古典に触れたり、書道をかじったりしているのは、本能的にカラダがそういうことを察知しているからなのかもしれない。


さてさて、コンビニでサンケイ新聞買って、風呂につかって読むか。