もっと降れ、雨よ

昨日の雨もなんかイマイチだったなあ。帰りなんて傘差さなかったもんなあ。

ということで、今朝は4時半に目が覚めてしまった。
朝のJ-WAVEではベートーベンの「パストラル」がかかっている。こうして聴くと、確かに小沢征爾がいうように室内楽のように聴こえる。指揮者泣かせのむずかしい曲だとのこと。


ネットで、イチローvs桑田の対決の動画を見る。なんか、桑田は背筋がシャンとしていて、立ち方が良いね。
以前、甲野善紀氏のところで武術の修行をしていたのは知る人ぞ知るだけど、まだなにか武道的なことを続けているのかもしれない。で、一球一球を丁寧に、大事に大事に投げているという印象を受けた。結果はニュースでもやっていたようにイチローが三振。桑田にせよ、岡島にせよ、日本でダメ出しされた選手がメジャーで野球を楽しんでいるのを見ていると、こちらもうれしくなる。


我が家では、夏休み計画を立てはじめたところ。
第一候補は北海道。ワシが10歳まで育った土地でもあり、いろいろと行きたい場所がある。とりあえず妻としては、旭山動物園ははずせない。そうすると士別には知人がいるのでそこも行くだろ。北見には大学の同級生がいるが、ちょっと距離があるなあ。道東まで行くと、最後に住んでいた釧路も寄りたいし。
住んでいたといえば、今話題の夕張にも幼稚園の年長から小学校二年まで住んでいた。
そのころは石炭をバリバリ掘っていて、引っ越した時に、母が「すずめが黒い!!」と驚いていたもんな。鹿ノ谷駅の近くに住んでいたが、あの掘っ立て小屋はまだあるのだろうか?あと、アイヌの町、白老にも興味はあるし、、。
メガネのフォーナインズウェブマガジンで紹介されていた、美瑛という町にも行ってみたい。
夏は忙しくなるのが目に見えているので、来週には予定をなんとかFIXしよう。

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今朝、生まれてはじめての太宰

太宰治 (ちくま日本文学全集)

太宰治 (ちくま日本文学全集)

 を読み終わって、

「四十路にて 感じ入りたる 太宰かな」

という心境。

それまで、太宰治の印象というと、暗いとか、切ないとか、じめじめしたものを先入観としてもっていたが、この一冊を読み、その前の坂口安吾堕落論」の中の文章を読んで、ほぼ180度考えが変わった。


確かに、Suicidal tendency (スイサイダル・テンデンシー っていう名のバンドがあったが、いわゆる自殺願望というか・・)は、ところどころに出てくるが、暗さがまったくないのである。

そもそも彼のベースは、義太夫とか、落語全集とか、江戸の洒落本などにあり、坂口安吾がいっているように、目指したところは、M.C.=マイ・コメジアンだったとのこと。人を楽しませることがすきだったのである。しかし、その裏側にあるsuicidal tendency 。

まあ、一冊読んだぐらいで語るものではないが、解説の長部日出雄氏がわかりやすく書いている。
太宰治の魅力をたった一言で要約するなら、「語り口」だと。わが国古来の語り物に通じる韻律と旋律を帯びた一種独特の調子。読み進むにつれて快感を覚えさせられる音楽性。また絵画性もあるとのこと。


ふむふむ、そのような視点で読むと、面白いかもしれない。
やはりキーワードは「古典」だな。

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えーっと、今週最後の「どんど晴れ」は、彩華が今週で退場するかと予想していたらはずれて、いよいよ女将修行に本格的に参戦するらしい。なるほど、そう来ましたか。

まあ、なんだかんだ言って、今のところ「純情きらり」に軍配は上がっているような気がするが。


松坂は6回まで投げきって、勝利投手の権利。三振は確か9個。つり球の高めのストレートがだいぶ功を奏したようだ。


さてさて、そろそろ合気道稽古へ行く準備。