ゴルフ打ちっぱなしと5月読書

6時半ごろ、軽く勉強したあと、田無の打ちっぱなしへ。

1時間半まって打席へ。100球軽く打った。
しかしながら、まだまだですな。

待っている間に、今月11冊目を読み終わる。

そして、5月の読書は・・・、

32.井伏鱒二荻窪風土記
今の地元の話。井伏鱒二太宰治が四面道(しめんどう)の交差点で待ち合わせてた、なんてことがその時代に起きていた。太宰の家は教会通りの奥だったらしい。
33.坂口安吾「全集3」
短編集なのだが、江戸時代のキリスト宣教師達が、火あぶりやら、穴に逆さづりにされるなど、ひどいことをされながらも、命がけで布教してきた、という短編が印象に残っている。
34.肥田春充「山荘随筆」
聖中心を極めた肥田翁は、趣味でハンドオルガンをやってたそうだが、100曲以上暗譜で弾いていたそうだ。
35.安岡章太郎「走れトマホーク」
この方は、短編王と言われていたようだが、今ひとつ印象に残るものがなかった。
36.本間建也「損益分岐点がわかる本」
今月、会社の研修で財務諸表関係をとったので、その前に読み返してみた。
しかし、今ひとつよくわからなかった。研修自体はためになった。
37.杉山隆男「兵士を見よ」
一言、F15にいつか乗りたい、マッハの世界を体験したいと思った。
また、戦闘機やヘリに乗る隊員が、結構高い確率で事故死しているという事実も知った。
また、地上の民家を守るため、脱出せずに民家の無い場所に突っ込んで死んでいった隊員がいたことも・・。
38.埴谷雄高「ほりわりと風車」
埴谷氏のいつものエッセイ。
39.沢木耕太郎「テロルの決算」
社会党の浅沼委員長を10代の右翼青年、山口二矢(おとや)が刺殺した事件のドキュメンタリー。組織が使わした刺客などではなく、自分なりの強い意志で実行したことがわかる。
40.田中森一「反転」
東京地検特捜部の内幕や捜査方法、時として、物を投げつけたり、顔の骨が折れるぐらい殴ったり、めちゃくちゃですな。
41.津田倫男「外資系企業で成功する人失敗する人」
いつまで外資にいるかわからんけど、よくわかりました。
42.大江健三郎「厳粛な綱渡り」
20代の青年、大江健三郎のエッセイ集。20代といっても、すでに成熟した洞察力。


これでやっと100冊ペースにキャッチアップ。


帰った後、ジャック・アタリのドキュメンタリーを見た。

いやー、30年後にはおそろしい世の中になるなあ。なんとかしなくては・・。