ブラームスの朝

今日もどんよりしているが、昨日よりもまし。

今読んでいる高村薫の「リヴィエラを撃て」にブラームスのピアノ協奏曲変ロ長調が出てきて、結構重要な役割を果たしている。
高村の作品には、シューマンやらマーラーやらが要所に出てきて、おそらく好きなんだろうなと思って読んでいた。

昨日の昼休み雨も弱まったので、会社の近くの中古レコード屋で探したら、一枚見つけた。ドイツ版だが、ロシアのエミール・ギレリスが弾いているもの。

それを今朝は勉強ルーティンを終えた後かけて、ノーマン・シンクレア(リヴィエラの中に出てくるアイリッシュのピアニスト)に思いをはせながら聴いている。なかなか良いね。


娘も熱も咳もおさまり昨日から幼稚園復帰でパワーさく裂。
パパとのぎくしゃくした関係も一応おさまった。


さて、今日は朝から、今年夏ぐらいから部門長を引き継ぐ、アメリカ人のおばちゃん(自分よりも若いが)に、自分の仕事内容を説明することになっている。

朝の、洋書、スペイン語書の音読がおそらく役に立つだろう。

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(23時)
朝の英語でのプレゼンは、そうだなやはり音読の効果はあったとみた。
以前よりも、話すボリュームと密度が増しているのがよくわかった。
もっとも、相手の話を聞く態度にも助けられたが。

ということで、「話すのがどうも・・・」と思っている人には音読をすすめます。


今日は8時過ぎに帰ったら、小沢征爾の特集の続きをやっていた。
やはりこの人はすごいなあと思うと同時に、この人を育てた斉藤秀雄という人もすごいと思った。
小沢さんのやり残していることがあるとすれば、これぞという後継を育てることなのだろうか。

目には容易に見えない「教育」というパワーを感じるとともに、それが機能しないと国の存続自体がとっちらかるというリスクも感じながら番組を見ていた。


さて、水割りを飲みながら少し音楽を聴いて寝るかな。