11月読書他

11月になった。
一応10月の読書内容をメモ書き。

79.「火宅の人」檀一雄
80.「幻の翼」逢坂剛
81.「ユーゴスラビア現代史」柴よし?弘
82.「東京ローズドウス昌代
83.「江藤淳著作集 作家の肖像」
84.「ティファニーで朝食をトルーマン・カポーティ
85.「リツ子 その死」檀一雄
86.「狂風記 (上)」
87.「狂風記 (下)」石川淳

2週間も具合が悪かった中でよく9冊も読んだなあ。
ティファニーで朝食を」は、なんとなく甘ったるいラブストーリーかと思っていたが、全然そんなことはなかった。どちらかというと、ビートニク風というか・・・。

檀さんは、(檀ふみのお父さん)本当に無頼の人だったのだなあと妙に感心。

りつ子さんというのは、最初の奥さんだが、九州で最期をみとるまでの、わりと壮絶な看病記。
結核のまあ、排せつ物を近くの川に流していたら、町内会で「出て行け」的扱いを受けたり、亡くなった後、奥さん方の親戚が、東京の家にある奥さんの持ち物まですべて巻きあげようとするなどの、生臭い話もあった。
おそらく実話だろうから、その親せき筋は頭から湯気出して怒ったことであろう。

しかし、その一方、同じエリアで一緒に介護もしてくれた静子さんに、すぐプロポーズしてしまうなど、やはり無頼というかわけがわからないのである。

狂風記」は、あの時代(70-80年代)の作品にしてはかなり斬新というか、奇想天外というか、1000年以上も前、古事記の時代の怨霊が、現代に噴き出し、企業のっとり、倒錯した性、スカトロ、もうハチャメチャという感じ。
石川淳は、もう老年の域に達していただろうに、若いパワフルな作品。


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昨夜は、昼間おふくろと散歩。「鍛えなきゃと思っている」と、めずらしく前向きな発言。
明日はパーマ屋なので、モティベーション上がっているのかも。


ワシの方は、夕方合気道の審査。といっても受けだけ。
二段チャレンジの人のを見て、春のチャレンジが見えた。

短刀どり4種類、杖と木剣二の型まで。杖の二は、二教の構えで、上段二回の、最後付き。
木剣は、つばぜり合いから下段。
あと、昨日は腰投げ出なかったけど、腰投げも三種類準備。



今日は昼過ぎに実家に行く予定。
昔買ったヒアリング・マラソンを聞いて見ようかな。最近の勉強で少しは聞けるようになっただろうか。