観自在

ついに般若心経を暗記したようだ。
来月の叔母の四回忌には、墓前で唱えようか、
それとも薩摩琵琶で伴奏をつけようか。

つのだひろの般若心経はなんと、第九の四楽章、「喜びの歌」のメロディに乗せるというもの。
あれよりも、もうちょと工夫したものは作れそうだが。

今読んでる本は、有吉佐和子の「出雲の阿国」。
歌舞伎は一度しか観たことが無く、興味はあれども、それを
引っ張っているのが、海老蔵のようなボンクライスラーなのもどうかとおもうが・・・・、それとは別に、歌舞伎の発祥というのが
この本を読むうちに分かり、驚くべき話である。

豊臣→徳川への移行の混乱期に、半ば偶然に生まれた歌舞伎。
しかも、それを作ったのが、出雲の鉄職人の娘・・・。

歌舞伎ファンは読むべし。