あれから1週間

amigo_kimura2011-03-19

東北関東大震災から昨日で1週間。
亡くなった方々には、心からのご冥福申し上げます。

まさにその瞬間仙台市内に居た自分としては、それからの時間軸だの、
平衡感覚もだいぶ失われたような気がする。

2,3日前にことのように思えるし、1カ月前のことのようにも思える。

その晩は、ドコモさんの14Fで夜を明かし、一晩中ゆらゆら揺れていたので、
そこで感覚がだいぶおかしくなった。

今は、椅子に座っていても、夜横になっても、自分の心臓の鼓動でからだが
かすかに揺れるのを、地震と勘違いしてしまう。そのうちなくなるだろうが。


今回のことでは、自分も反省しなければならないことがある。
広瀬隆の本を結構読んできて、「この地震大国に原発50基以上保有している
のは狂気の沙汰」とか日頃言っておきながらも、なんらアクションを起こした
わけでもなく、電力の便利さを享受しているだけだった。

これを機に、国民一人一人、政治家、みなが原発と安全な電力と日本の
平和について考えるようになればよいと思う。

放射能が怖い人は、どこへでもすみやかに移住すればよいと思う。

自分はかつて、そういう理由ではなく日本という国に愛想をつかして、
アメリカやミャンマーに骨をうずめようかと考えて行動したこともあったが、
今は、どこへ行く気もない。

まず、ばあさんが都内の老健にいるので、置いて逃げるわけにはいかないし、
国内でも動かしたら寿命が2,3年縮まってしまうことだろう。

それに、放射能が仮に届いても、即死するわけではない。
元々何もなかったところに、宇宙の元となる原子なりが出来て、宇宙が
出来てそこに生物が生まれて進化して人間になり、人類から数百万年かけて、
今あるハイテクなものをつくるようになった。

そう考えると、放射能も自然から派生しているので、体内でまったく
相容れないとは思えないのだ。 もちろんへ理屈だけど


今年の目標としては、将来の独立のネタを探すということで、IPADスマホ
はその一歩だったが、今回の大震災もなにかのきっかけになると思う。


国という意味では、WWIIで、二発原爆を落とされ、東京を焼き尽くされ、
300万人近く虐殺された国が、たかだか30年ぐらいで先進国の仲間入り
をしたんです。
今回の苦難を乗り越えられないはずがないし、そうしなければ、亡くなった
方々に申し訳が立たない。


*写真は地震の直後、ホテルの下に降りて撮ったもの。
雪が降り出して、毛布をかぶりながら固まる、従業員さんたち。
手前ではこんな状況でPCで仕事をする人もいる。