早起きは三文の得か?

今週は、水・木、神戸大阪出張。木の出張帰りにそのまま豊洲のバーベキュー会場で会社の宴会に参加。
例に寄って相当酔っぱらって帰り、コンタクトを入れたまま朝まで寝てしまい、
また嫁に怒られる。
そして朝は娘に怒られながら、学校に遅れそうになり、そのままなんとか出社。
でも、一日中ゾンビのようであった。(英語では二日酔いでヨレヨレだとゾンビという)

でも今朝は5時半過ぎに起床。日経のIPAD版を読んでいたら、ちょっとすばらしい記事に出会った。
国際1面の左下に、世界のメディアの1記事を紹介しているのだが、たいていはファイナンシャルタイムズ(FT)が多いが今朝は韓国の毎日経済新聞。
日本のメディアよりも相当まともだということがわかった。
(以下、部分的に抜粋)
・・・米中、アジア諸国等の周辺地域の環境は、我々(韓国)に二重三重のジレンマを抱かせる。韓国は大陸と海洋の勢力がぶつかるところに存在する以上、独りきりで生きて行くのは時を追ってむずかしくなる。冷戦時代の理念と同盟がどこまで意味を持つかも、よく考えなければならない。
 米のイアン・ブレマー氏は9月英のFT紙で「日本は米国の必要不可欠な同盟国になるべきだ」と強調。韓国はそのようにはなれないという。地政学的な影響力が、日本よりはるかに小さいからだそうだ。
・・・・・・我々(韓国)は米中日のいずれからも遠い、孤独な存在になるかもしれない。それなのに韓国の大統領選候補たちは、外交戦略に一言も触れようとしない。
(引用おわり)
正直いって感動した。自分たちの置かれた状況を冷静に分析して、将来に危惧を抱き警鐘をならす。メディアはふつうそうあるべきだが日本はどうだ??
イ・ミョンバクの竹島上陸も苦肉の策だったというのがよくわかる。
サムスンの成功等もあり、韓国は意気揚々としているのかと思っていた。

記事の中にあった、イアン・ブレマーの記事を探してもっと読む必要があるが、
「日本はアメリカの必要不可欠な同盟国になる」という選択肢はもちろんだが、そうしながらも中国とも上手く付き合い、さらにアジアをEUのように団結させるシナリオも作るという、離れ業外交が出来るようでなければ生き残れない、と自分が新聞記者ならば社説に書くかもしれない。

日本の地政学的意味ということを、もっともっと突きつめて研究し、外交カードに利用すべきだろうな。

尖閣竹島・北方の領土問題は、アキレス腱ではなく実は相当な武器なのかもしれない。

もうというか、とっくにあの腑抜けな政治家どもでは無理なのかもしれない。
ボチボチ動く準備をするか。



今日は、定番のばあちゃんの老健合気道稽古。
明日日曜はバンド練習。いよいよあと二週間で本番。