昨夜は日経ホールに、ロシア人ピアニスト、オルガ・シェプスのコンサートに行ってきた。
前半のショパンはふつうだったが、最後のプロコフィエフのピアノソナタ
7番は非常に良かった。
現代音楽に近い雰囲気とジャズを思わせるようなノリ。
オルガもかなり乗って弾いていたように見えた。
ただ、前半となりのおばあちゃんの携帯のバイブが鳴り、それまで
寝ていたのにびくっと起きて、メールを打ち始めた。
そこで注意しようか迷ったのだが、周りにさらに迷惑がかかると
思い休憩時間まで我慢した。
そのかわり、音楽への集中がだいぶ損なわれた。
休憩に入ってすかさず、「演奏中はマナーモードではなく、電源を切ってください」とやんわりと、厳しく言ったら「すみません」と言っていたが
電源を切る意味がわかったのだろうか???
まあでも、年末のサンクトペテルブルク合奏の時もそうだったが、
マナーの悪い田舎者は居るものだ。
ソナタで楽章ごとに拍手をするのもやめてもらいたい。
ショパンのソナタで一楽章が終わって拍手が来たときは、オルガも
苦笑していた。
それはそうと、主催者以外に会場から花束がなかったのはかわいそう
だった。
それなら俺が持っていきたかった。
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イスラム国人質の件。
湯川氏の殺害は濃厚になってきたようだ。
ぼかしの画像は見れる場所はあるのだが、ちょっと見たくない。
後藤氏だけでもなんとか救われると良いのだが。
こういう時に、中東の世論を動かす交渉人がだれもいないのは
さびしい。