女たちの熱き闘い

amigo_kimura2016-03-14

名古屋への出稼ぎから帰ってきた。

種を明かせば、名古屋ウィメンズマラソンの仕事だったのだが、いやあ、マラソンをこんなに真剣に見たのははじめてだった。
誰が、1秒差で明暗を分けるレースになると想像しただろうか?

そもそも30キロまでペースメーカーが走るってどうなのよ?という話があるが、ここではそれは置いておこう。

30キロすぎに、まず優勝候補、バーレーンのキルワがスーッと当然のごとくに前に出た。

田中はそれについていったが、他はついてこれない。しばらくすると田中が少し遅れ始めたところに小原がついてきた。

後の記者会見には増田、有森両元選手も出ていたが、どちらかが小原に「田中さんに追いついた時に、前に出ずに後ろにつくという選択肢もあったとおもうけど、なぜ前に出たのか」と質問した。
その答えは「田中選手に勝つということよりも、1位のキルワをとらえたかったから」だった。

田中も自分の記者会見でやはり「あくまでもキルワをつかまえにいった」と語っていた。

実力的には客観的に見て、二人ともキルワとは相当な差はあると思うのだが、それでも気持ちは強いなあと思った。

ラソンの現場ははじめて立ち会ったが、いやなかなか奥が深い、感動した。

22年前の会社の同僚二人と今回の仕事を一緒にやれて、本当にラッキーだったと思う。

フリーでいると、いろんな機会に恵まれていいね。


それはそうと、B型インフル娘はなかなか立ち直れず長引いている。
熱もさることながら、咳がかなりでて苦しそうだ。