やはり違和感は否めず

米国選挙の件。共和党内ではトランプのライバルとされていたヘイリーだのデサンティスだのが、急にトランプにしっぽを振りだした。おまけにバイデンはコロナにかかり、ますますトランプに傾いている。

「もしトラ」から「ほぼトラ」へ、「ほぼトラ」から「もちトラ」(もちろんトランプ)へと。

でもちょっと待って、公文書持ち出しについての起訴を裁判所は取り下げるし、では、ホワイトハウス襲撃を裏で操っていた件はどうなる?あと、MeToo問題=数々の性犯罪は?? 選挙に勝った暁には、ガラガラポンですべてなかったことになるのか?

それで本当に人としていいのか? 例えとしては失礼だが、アフリカの独裁国家と変わらないじゃん。

ま、ことほど左様に今回の暗殺未遂はインパクトがあったという話で、あれによって最大の利益を享受したのは誰か? それは、鬱々とした常軌を逸した青白い顔の20歳の若者一人の犯行ということで良いのかと、今一度問いたいのだ。

 

そういうことを言い出すと、2001年の911を主謀したのは本当にアルカイダなのか? あのあと、アフガンやイラクに戦争を仕掛けて、無実の国民を数多く殺戮し、かの土地の石油をせしめてがっぽり儲けたのは誰? ということになる。

そこももう掘り下げないが、メディアの情報をうのみにせず、何が真実なのかを地味に追及しなければならない。いや、別にメディアやネットをうのみにして生きるという選択肢を取るのも自由だが、何十年前かのごきぶりホイホイのCMのように「はい、どーぞどーぞこちらです。一方通行出口なし」みたいなことには、俺はなりたくないね。