石破総理の所信表明演説は、まあ総花的というか、無難と言えば無難だったと言えよう。しかし、あのヤジの連中はなんなんだろう?アドバイスするとすれば、テーマが多岐にわたっているので、テーマが変わる時は「〇〇についてですが」など、何の話なのかを明確にしたほうが良いと思った。
さて、子供の貧困といえば、何年か前よりも「子供の6人に一人は三食まともに食べられない」ということがメディアで盛んに言われていたと記憶している。しかし、自分の周りにそういう子供・家庭がないので、なかなか実感として理解できていないというのが正直なところではあった。が、それはかなり大きな問題であり、「賃金を上げる」どころの話ではないのではなかろうか?今日の所信表明の中でも「子供の貧困もんだい」とさらっと何かと一緒に触れただけだった。
そこで、「6人に一人」とはどのぐらいの規模なのかを計算してみた。
2年前のデータだが、18歳未満、つまり0歳から17歳の人口は約1800万人、その6人に一人は約300万人。家族の形態はさまざまと思うが、平均して3人家族とすると親も含めて900万人。乱暴な言い方をすると、10人に一人が貧困生活ということになる。それってかなり大きな社会問題なのではないだろうか?
メディアも「6人に一人」とさらっと流すのではなく、もう少し深堀りしないとダメだと思う。国の成長というのは、まずやるべきは底辺の底上げというのが持論。こういう状況を作ったのは、おそらくあのコイズミの新自由主義というか、無責任な「勝ち組・負け組」の創出。それにより、弱い層が地盤沈下してしまったという構造的な問題なのではないかと思う。
石破の演説の中では「デジタルだAIだリスキリングだ」と耳障りの良い事を言っていたが、そんなことではもがき苦しんでいる層の底上げはできない。
自分の中では実は腹案はあるのだが、ちょっと今は公表しない。しかし、これしかないのではと徐々に確信に近づいているが、まだ勉強も足りない。
あとできれば、今日の演説の中では「コロナ下、コロナ後の女性の自殺者の多さ」について触れていたが、それよりも貧困家庭の増加、さらなる地盤沈下にともなう自殺者の増加、という視点でより真剣に取り組むべき課題かと。毎日のようにネットで流れる、鉄道の人身事故について、政治が見てみぬふりをするのも問題と思う。
さて、堅い話はここまでで、メジャーのプレーオフの話。今日のブルワーズvsメッツはなかなかだった。9回表2-0でブルワーズの勝利確定と思って見ていたら、なんと奇跡が起こった。奇跡はおおげさかもしれない。ランナー2人おいて、アロンゾが起死回生の3ラン逆転ホームラン。ブルワーズのホームだっただけに、ちょっとかわいそうだった。