袴デビューとバンテージポイント

昨夜はついに袴をはいて合気道稽古へ。
なんともいえない不思議な気分。強いて例えるとすれば、クリスマスの日に会社に赤いジャケットを着て出勤するような気分だろうか。

家ではく練習をしているとき、われながら似合うなあと思ったのだが、道場でも「すごく上手そうに見える」といわれた。要するに、見た目ほど上手くはないということなのだが。

しかし、なんというか、梅田望夫氏の最新刊にあった、バンテージポイント(見通しのよい場所)に、合気道においては立ったような気がする。稽古相手の態度も変わるし、高段者の教えてくれる内容も高度になってくる。

年内、本部道場へ行くときは白帯で行こうなんて考えていたが、一度袴をはいたらもう白帯には戻れない。
堂々と袴で行こう。


昨日のちりとてちんで一つだけ良い場面があった。師匠が四草(しーそう)に、「テープを聴いてて落語がわかるか?落語は人から人へ伝えられるもんや」といった。
そう考えると、合気道もまさしく人から人へ伝えられるものだ。
なんとなく、この3年以内ぐらいに合気道のブームが気がする。もしかして、自分が仕掛けるかもしれないが・・。

さてと、今日は昼過ぎまで稽古して、おばあちゃんとみんなと新宿高島屋へ。
その前に自分の携帯を買わなくては。