ブルックナーの朝

マーラーブルックナーは依然敷居が高いのであるが、休日の朝は聴きたくなる。

100円で買った、カラヤンフィルハーモニア管弦楽団の4番「ロマンティック」を聴く。

ロマンティックというと、三楽章のホルンの大合奏しか思い浮かばないのだが、一楽章がなかなか良い。

ブルックナーによると、「中世時代の都〜早朝〜城の塔から朝の信号が鳴り響く〜城門が開いて、さっそうたる騎士の群れ、白馬に乗って郊外に飛び出る〜かれらは森の神秘に包まれる〜森のささやき〜鳥の鳴き声〜かくのごとくロマン的な場面は展開される」
なるほど、ロマンティックやなあ。「朝の信号」というのだけ、もうちょっと良い翻訳が欲しい。


で、これを聴きながら今月7冊目、井上靖「本覚坊遺文」を読み終える。
千利休の付き人だった人が、利休を思い返すという本。特に、なぜ自刃したのかということを掘り下げていく。
最後に、夢の中で太閤秀吉と利休が出てきて、そのあたりを忌憚なく語る部分は圧巻。


DVD借りて観たくなった、千利休


今週の「瞳」は結構よかったね。


ゴルフ打ちっぱなしへ行くつもりだったが、雨降りに無理して行くこともあるまい。ラウンドの予定もとりあえず無いし。


さて、木剣とゴルフスイングでもするか。