カーリング流行り

カーリング関連の問い合せが殺到してるらしい。
トリノの話題は、なんといっても荒川さんとカーリングだったものね。
興味を持って体験するのはいいことと思う。

ただーし、(またいつものくせで”けなし”モード)「あれならわたしもデキソー」ぐらいならまだいいけど、「今から頑張れば北京に間に合うかな?」つーのは、「ちょっと待てよオメー」って言いたくなるね。
そういう安易な気持ちの人たちがたくさんいるのではないかと思った。

あのねー、簡単そうに見えるでしょう。でも、そんなに簡単なら、オリンピック種目になんてなるわけねーだろ!!

あの緊張下で、1cm以内ぐらいのスポットをピンポイントで狙うんだよ。しかもすべる氷の上で。ビリヤードで50m先のポケット狙うぐらい難しいだろう。また、あの体勢を保つには、相当な走りこみと筋力トレーニングもしてるだろう。

ま、でもやりたいという気があるうちは、まずは体験することだよね。
ただ、どんなことでも一挙に屋上まで駆け上がることはまずありえない。
三歩進んで二歩下がる。二歩進んで三歩下がってしまうときもある。
できれば、「達人のサイエンス」達人のサイエンス―真の自己成長のためにを読んでもらいたい。
この作者は、合気道を通じて達人への道程を理解していくんだよね。
自分は、この本を読んでから、合気道や書道をやる際に、「何級だからはずかしい。早く初段になりたい。」といった考えを捨てた。


今から12年前のこと。
9年間働いた会社を辞め、「丸1年毎日ゴルフをやったらプロになれんだろー」と思って、全財産と退職金合わせて約500万を投げ出して、アメリカにゴルフ留学に行ったバカが居た。
渡米してすぐに、一緒に行った高校・大学ゴルフ部卒、ジャンボ軍団の若者たちとラウンドして、「こりゃお呼びじゃないな」と思った。しかもそいつは、その時まだ100を切ったことはなかった。

そのバカこそ、この私めでございます。

全く後悔はなく、楽しい3年間(3年もいた)だった。
第二の青春でもあったのかな。


要は、カーリングも夢みたいなことを言ってるなら、「まずは、やってみな!」ということよ。