明日で今月も終わりだが、なんとか9冊読めたかな。
2月の読書
1.「言霊と記号」鎌田東二
2、3.「コインロッカー・ベイビーズ」村上龍
4.「密会」安部公房
5.「古神道」宮崎解
6.「知のソフトウェア」立花隆
7、8.「夏草の賦」司馬遼太郎
9.「檀」沢木耕太郎
それぞれに得るものがあった。
村上龍のコインロッカーは傑作だと思うが、最近のRYUさんはもう面白くもなんともないな。
昨夜、カンブリア宮殿に、ゴルゴ13の斉藤たかお先生がせっかく登場していたのに、RYUと来たら、なにも引き出せなかった。もったいない。
斉藤先生も拍子抜けしていたみたい。
安部公房ははじめて読んだが、なかなか不思議な世界。なんとなく、村上春樹の不思議な世界は、このあたりから影響を受けているのかもしれないなあ。
立花隆の「知のソフトウェア」。
ネット社会到来のずいぶん前の本だが、得るところは多かった。
「速読は、精神集中以外の何物でもない。」「KJ法は、役に立たない。烏合の衆が寄ってたかっても、優秀な一人に勝てるわけがない。二人三脚が、1人に勝てないのと同じ。」でも、烏合の衆を底上げしなきゃならないのが会社なんだよねえ、先生。
司馬先生の「夏草の賦」。時代は信長⇒秀吉。一時は四国を統一した長曾我部元親は、信長、秀吉の権謀術数によって、土佐一国しか残らなかった。この時代は実に激しい政治争いをしていたものだが、今の日本にその時代のような外交能力はもう残っていない。このままだと、国の存続も危ういと思うのはわしだけなのか。
檀ふみのお父さん、「火宅の人」の作者、檀一雄とその奥様のことを、沢木が後に奥様に取材してノンフィクションにしたもの。
今で言えば、なんてことのない、作家の不倫の話なのだが、奥様のめまぐるしく揺れ動く内面、葛藤、嫉妬、あきらめ、愛情、そのあたりが見事に表現されている。
(まだ半分しか読んでないのだが)
さてさて、ハーデスト・ウィークと銘打ったものの、今日も7時半には出られそう。