生誕98年

J−WAVE「グッドモーニング・トーキョー」を聞いていたら、今日は太宰治の誕生日とのこと。おそらく生誕98年ということになるのだろう。
最近、坂口安吾石川淳無頼派に沿っているような気がするので、これもなにか因縁めいているなあ。今日ちょうど石川淳の「六道遊行」を読み終わるので、そしたら太宰に移行することにしよう。
今年は美空ひばりの生誕70年でもあるらしい。

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国会の会期延長のニュースをちらっと聞いて一句。

「会期延ばし 第三の山羊探しか 安倍内閣

コムスンとNOVAが、参院選に向けてのスケープゴートという説があるが、もしそうだとすると、20日→29日に延ばすことによって、第三のスケープゴートをつるし上げる時間が出来たわけだ。とくと拝見いたしましょう。


どんど晴れ」は、やや動きがある。
トキエが四面楚歌の夏美に対し、なぜか優しくなり、食堂に入れない夏見におにぎりを用意する。

まさきは、トモヤの強引な誘いで、夏美の家に引っ越すことに。

まさきの上司の上司である副支配人は、退職願を無理やり出させ(上司に)破いてしまう。
しかし、そんなものもう一度書けばよいだけなのだけど。
中身も、「一身上の都合により・・・・」以外書いてあるわけはないし。
といってもそこはドラマドラマ。


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今日いただいたヒント by WEBデザイニング6月号。
藤森照信氏インタビュー。
アイディアを生むこつ。
「既存のもの、他人がつくったものをよく見ること。ただ、見るときに漠然と見てはいけない。感動したらどこに感動したのか、見た後にひと呼吸おいて考えることです。そのうえで言葉にするといい。言葉には強い抽象力があるから。抽象されたものは、具体的なものよりも長持ちするんです。スケッチでもいいかな。そうすると水が染み込むように自分の中に入ってきて、記憶しておくことができる」
「独創性なんてないんだから、人には。僕はそんなもの見たことないよ。ものは別の何かから生まれてくる。その中に1%でも新しさがあればいいんじゃないの?そう考えるとね、ちゃんと見て、学ぶことが大事なんだ」

その前に語っている、「現代建築の手法はすべて誰かがやってしまっていたからね。同じことだけはやりたくないと思っていると、どうしても過去に向かう」


ふむふむ。では、小説、文学に関しても、ワシの指向が過去へ過去へと向かっているのも、あながち間違いではなさそうだ。

上記のインタビューに大いに勇気づけられた。


さて、帰ろう。