合気道で、80代半ばの達人がいるのだが、オーディオの達人でもある。
蓄音機を自分で作ってしまったりするし、フェルトの布に針をつけて鳴らしたりするのだ。
その達人からもらったのが写真のカートリッジ。カンチレバーがなんと竹製で、上部は段ボールを切って貼り付けてある。
どんなもんかなあと思っていろいろ試して聴いているのだが、電子楽器はまず向かない。
キース・ジャレットの「ケルンコンサート」にのせてみると、これがバッチリ。
まるでライブで聴いているみたい。
最初は針圧0.5ぐらいでやってみたら、高音が割れてしまっていたが、0.75にしたらだいぶよくなった。
チェンバロは、やはり高音がシャカシャカいってしまい、やはり向かない。
あとは、無伴奏フルートもかなりライブに近い音が出ていた。
ハイフェッツの無伴奏バイオリンパルティータは録音のせいか、今一つ。
今聴いているセロニアスも結構いいね。
やはり、ピアノに向いているのかな??