大人しく

今日は昼におふくろの特養へ行き、合気道稽古の時間とも重なってしまっていたので、帰宅してからは昼寝もちょっとしてのんびりしていた。

朝はいつもほどではないが、5時過ぎに目が覚めて例によってiPad

今朝の日経の文化面、東野光生氏のコラムはなかなかよかったな。
近くの雑木林に主のような猫がいるらしい。
ある日、そこに車を横付けして餌と水を与えている老人に会った。
話を聞くと、元々そのあたりに住んでいて引っ越して猫を連れて行ったのだがその雑木林に自分で戻ってしまったので仕方なく毎日餌をやりに来てるとのこと。
かつての飼い猫との縁を大事にする場面を目にして胸が熱くなったとのこと。

その話のあとで、東野氏の台湾人の恩師のコメントがあった。
 「どの民族も、人間の繋がりを失っては存在し得ない。人間同士の心の繋がりの脆弱(ぜいじゃく)化した民族はあやうい。なぜなら、その時その民族は、人間の生存で最も大切な感性の低下によって、様々な未来予測を誤るからである」
まさに今の我が国を示唆するような言葉ではないか。
一方で、ちゃんとしている人も当然たくさんいる。
ただ、変なアパシーが蔓延したり、今下層であえいでいる人を直視せず救済しないような政治をしていると、そのうちファシズムが生まれる温床を作ってしまうリスクがある。

世間感覚とずれた為政者や官僚の中で、そういうことに気づく人が少しでも増えることを願うばかりである。


さてさて、今週はいろいろ動きが出てくるはず・・・。