6月読書他

amigo_kimura2011-07-03

6月
57.古事記/ 西郷信綱
58.「だましだまし生きる」のも悪くない/ 香山りか
59.街道をゆく32−阿波紀行・紀ノ川流域/ 司馬遼太郎
60.蟹工船/ 小林多喜二
61.犬はしつけでバカになる/ 堀 明
62.原発労働記/ 堀江邦夫
63.安全のカード/ 星 新一
64.いつまでもデブと思うなよ/ 岡田斗志夫
65.梟の城/ 司馬遼太郎

原発労働記」が結構強烈でした。
著者は1970年代後半に、美浜、福島第一、敦賀原発で合計半年間勤務。
下請、孫請け、ひ孫請け、その下ぐらいの末端の末端の労働者を体験。
その結果、2回死にそうになり、今は血管中に人工血管が入っているという
壮絶な話。

想像を絶する狭さと暑さ。フルフェイスの防護マスクなんてみんなはずして
しまって作業をしているらしい。
原発は安全と言い始めている海枝君なんか、一週間ぐらい原発内部で働いたらどうか??
あと、女性問題で降りた、不安院のヅラのなんちゃらさんとかも。


先週は、水・木と沖縄出張。
沖縄をスーツネクタイ姿で歩くという貴重な体験をした。

写真は広大な嘉手納基地の横を走った時に撮った写真。

若者たち何人かに「基地問題についてどう思うか」と聞いたが、
なんと「あった方がいい。なくなると中国が攻めてくるから」とみんなが
答えたのでびっくり。もちろん県民全体の声ではないと思うが・・。

こういう意識の土壌があるのに、話をまとめられないのは、ひとえに政治家
のプロセスの無能的悪さではないかと思う。


さてさて、もう少ししたら娘とばあちゃんの老健に行くか。