また消費者のたわごとです。
広告業界では、「自分のことを消費者と思っている人はいない」などといって「生活者」というよりわかりにくいことをいう輩もおるが、自分のことを「生活者」なんて意識する人いるんですかいな。消費者なら消費者で結構。
ひげの濃い僕は、髭剃り選びには難儀する。この１０年間以上はカミソリ派。それまでは電気カミソリだったが、何かの本で「悪い気」or「負のエネルギー」を出すものの中に電気カミソリが入っていたので、カミソリに変えてしまった。その時他に、「悪い気」を出すものはあまり覚えてないが、ホカロン、電気毛布などがあったよう覚えている。
さて、カミソリといえばＳ社とＧ社。僕はどちらかというとＳ社派。その2枚刃が3枚刃になった時に、「３枚刃なんて必要なのかなあ」と思いながら使っていた。
ところが、2週間ぐらい前、コンビニにカミソリを買いにいったら、なんと4枚刃しかないではないか！！！値段は3枚刃の時とそれほど変わらない９５０〜１０００円ぐらい。4桁はいっていない。しかーし、今まで１枚余分に入っていた替え刃がないではないか！！こういうのを、改悪というのだろうな。
さらにもっとムカツクのは、ライバルのＧ社もやはり4枚刃で同じような価格で替え刃なし。
バカか貴様ら！！カルテルじゃねーか。消費者をなんだと思ってやがる。
実は、そこまで怒ってなかったのだが、次の日早速切れ味をためしてみた。4枚刃だからよっぽど切れるんだろうな。ほっぺたから、鼻の下、あごへとカミソリを滑らせる。
「き、きれねえ〜」
あのね、4枚も刃を並べるちゅーことは、縦の長さが長くなるわけよ。おれは自慢じゃないが、顔、特にアゴの形がいびつなのである。猪木の縮小版と思っていただければ、それほどはずれていない。
カミソリの縦が長くなれば、そういうアゴに対応出来ないに決まってんだろー！
Ｓ社とＧ社さんよ、あんたらどういう製品開発しとるんじゃ。カミソリ屋さんが切れない新製品出してどうする？
といってみたが、やはりそれほど怒ってはいない。
賢い消費者たるもの、そういうブランドとは静かにおさらばするものじゃ。
さらば、Ｓ社とＧ社。
そして、こんにちは、貝印3本100円の使い捨てカミソリ。君は最近のベスト切れ味だ。
磯子のハックドラッグで買いだめしておけばよかった。
とまあまくしたてて、帰りがけにドラッグストア２つ覗いてみた。
替え刃つきのもあったが、それは一気に1500円ぐらいになっていた。
I can't afford it. って感じですね。
冷静になって、今働いてる会社のことを考えてみた。
弊社製品のことで切れている消費者様はたくさんいるんだろうなあ。
言い訳ですが、わが社、親方日の丸ならぬ、「親方スターズ・アンド・ストライプス」なんです。製品開発はほとんどジャペーンの意向反映されておりません。
ということは、前述のS社とG斜も同じ穴のレッジーナか？
だめねえ外資は。
デケデン。。。
