涼しい日曜

今までの30℃の世界がうそのような、涼しい日曜の朝。

今朝の「題名のない音楽会」はいよいよアマチュア指揮者の発表。意外とレベルが高いのでびっくり。
子供指揮者はみんなハイレベルのピアニストだったり、大人も何かしら音楽を経験してきた人たちばかり。
モーツァルトが多かったのはちょっと物足りなかったが。
その中でベートーベンの7番とか、ヴェルディとかは良かったな。
来年もしあったら、恥ずかしいけど応募するかな。


昨日の合気道稽古では、審査の話が出たので師範に「初段を受けていいですか?」と聞いたが、一級を取ったのが3月末なので、一回パスをしなければならないとのこと。早めにそれがわかってよかった。
それに、7月29日が審査と思っていたが、選挙の影響で一週間後にずれて、なーんだどの道旅行で受けられなかったじゃん、という結末。もう少しじっくり稽古を積んで、11月に確実に取ろう。


昨日、日高さんの「アメリカの新国家戦略が日本を襲う」

を読み終わる。今月2冊目。ちなみに一冊目は井原西鶴のい「好色一代男」。


安倍政権は、アメリカに相手にされていない。アメリカは安全保障的には日本に自立してもらいたいと思っている。中国は軍事的にアメリカをターゲットに準備を進めており、事実上米中は冷戦状態に入った。日本はそれをふまえてしたたかに外交をしなければならない。

この辺までは、まあフムフムという感じで読んでいたが、最後の方でおや??っと思う箇所が二つ。
2008年の大統領選挙は共和党が勝たなければならない。民主党ではテロを封じるシナリオがガタガタになる。
ってことは、ジュリアーニかい??
俺は、ブッシュ以上にひどい大統領は存在し得ないと思っているが。そもそも世界をこんだけ無秩序にしたのはブッシュ政権でしょ?

もう一つは最後の最後で、「日本はこのような状況の中で、核兵器の所有も含めた軍事・安全保障戦略をきちっと持たなければならない」という主旨の言葉でしめていた。

保有国がなし崩し的に増えては来ているが、なぜ日本も持たなければならないのか。日米安保を解消して独自で国を守るのは賛成だが、専守防衛ということであれば核は必要ないのではないのか?
というか、唯一の被爆国としては、持たないことにこだわりたいと思う。

日高氏は、どうもアメリカのある特定のグループの利益を代表しているように感じてしまった。