インソムニアっつーか

amigo_kimura2007-09-23

昨日は、姉の家を夕方に出て、石神井公園からバスに乗って荻窪へ。
タウンセブンの地下で、マグロと秋刀魚の刺身を買い、ついでに小さい毛がにを800円で買う。
サイズこそ小さいが、毛がには上手かった。日本酒を一パック空けてしまい、8時に沈没し起きたら12時。
上に行って、家族と寝なおすが、さすがに4時間も寝ると、なかなか寝れない。

なかなか眠れないときに、そういえば「セプテンバー」だなーと思う。アースの。
Do you remember. 21th night of September. Love has changed my mind. Pretenders. While chasing the clouds away.
君は覚えているかい?9月21日の夜を。愛はすべてを変えてしまった。雲を追いかけているうちに・・・。

途中のPretenders. というのは良くわからないが、すばらしい歌詞だね。もちろんワシのカラオケの持ち歌である。
まあ、アースはほとんど全曲歌うのだけれど。

で、寝れないうちに回顧していたのは・・・

そもそも生まれてはじめてのコンサートは、高校一年(1978年ぐらい?)のアースの日本武道館公演だった。
同級生の石崎、佐々木ケンタ、斉藤としゆきと4人で行った。
アンコールがセプテンバーだった。

当時はCDなんてなくLPで、皆で貸し借りしていたのが、スティーリー・ダンのAja(エイジャ)、ブラザーズ・ジョンソン、リー・リトナーウェザー・リポートビリー・コブハム、アル・ディメオラ、そんな渋い音楽だった。今考えても音楽的には進んでいる高校生だったなあ。

音楽のテストは自由課題で、前述の石崎とケンタは、ブラザーズ・ジョンソンのMr.Cool を二人でやった。
あれはカッコよかった。
ツェッペリンの天国への階段をやったグループもあった。

ワシは、港南中出身の吉崎君にピアノ伴奏をしてもらってフルートを吹いた。
その頃はクラシック少年だったのだ。


大学に入ってやっとバンドをやり始めた。
今月のバンドで急遽参加してもらったベースの宮井君と一緒にやっていた。

デビューは、ジャーニーのAnyway you want it. バッド・カンパニーのフリーダムなんかもやった。

そのうち渋い路線で、24th street band や、ウェザーリポートのカバーで、バードランドなどもやったり、まあ、カシオペアの朝焼けとか、ミッドナイト・ランデブーなんてのもやった。
一番やった曲は、TOTOのジョージー・ポージーの東京公演ライブバージョンかな。

上記は、今やっても十分大人の曲って感じで、来年のマイルス・カフェライブではやりたいね。

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そういえば姉の家の留守番では、ジャック・ニコルソンアバウト・シュミットを一人で観た。

ニコルソンが定年退職した元保険屋という設定。妻のヘレンが脳卒中で急死。
一人ででっかいキャンピングカーを運転し、ネブラスカから娘の居るデンバーへ行くが、結婚を控えた娘ジーニーからは、忙しいから来ないでと言われる。
娘のフィアンセはねずみ講にはまったアスホール(ケツの穴・英語であほ)で、ニコルソンは「結婚を思い直せ」というが、当然娘は反対。

ニコルソンの心の支えはタンザニアに居る、フォスターチャイルドというか・・・・。
日本でも数年前までは「フォスター・ペアレント」という広告がよく出ていたが、要は小額を出資して、貧しい国の子供を養子にするという偽善行為。
その、アフリカの子供に、パーソナルな手紙を定期的に送るんだな。


結婚式当日、最後のスピーチでなんかやらかすかとヒヤヒヤして観ていたが、立派にこなす。

そしてラストシーン。
ここがすべてなんだけど。


そのアフリカの養子は6歳でまだ手紙が書けないので、その世話人のシスターから手紙が来る。
「自分はまだ字が書けないので絵を送ります」
その絵を見て、ジャック・ニコルソンが泣き出すシーンがなんというか、自分もジーンときてしまったが、やはりすごい俳優だなあと思ったし、泣いた理由も上手く言葉に出来ないがよくわかったし、このラストシーンにすべてを凝縮した映画だなあと思った。


その絵は、こんな感じに色がついたのだけれど・・・。

ジャック・ニコルソンとそのタンザニアの子が結ばれているってイメージなのかなあ。
それを瞬時に悟って感極まった、そんなラストシーンだった。


この映画を観たほかのひとは、なにを感じたのだろう。
そんなことどうでも良いが・・・。

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明日は、横浜の実家から介護ベッドを運ぶ予定。

あわてて引越ししないで、ちょっと様子をみながら、良い物件が出たら考えようかなと・・。
というか、今の家と環境が好きなのですね。

これまで二回世話になった赤帽さんに会うのが楽しみ。



それはそうと、なかなか眠くならないなあ。at1:30am。


中原中也の詩集でも読むか。


ちなみに、今流れている音楽は、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」。

2001−2004に中目黒に住んでいたときは、寝るときいつもかけていた。
これを進めてくれたのは、マネックス松本大氏。
一度だけ会ったことはあるが、CDのことはメールで読んだのだけれど、良いCDですね。

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介護ベッド運びはメチャメチャきつかった。重いのなんのって。
エレベーターには入らないし。無理やり斜めにしてなんとか運び出した。


今朝から娘が高熱を出して、ベッド運びを終えた後、衛生病院へ。

座薬を入れて今は少し眠っている。

昨夜、窓を開けっぱなしにしたのがいけなかった。ごめんミジュ。


今日は疲労困憊気味なので、合気道は休み。