佐藤優氏勉強会

今週木曜は、大学時代の同級生と、新党大地の勉強会へ行ってきた。

3、4か月ぶりの参加だったが、国際情勢が目まぐるしく動く中で、びっくりするような話が多かった。

まずは、トルコによるロシア空軍機撃墜事故。

合気道仲間の航空自衛隊が言っていたが、「あれは領空侵犯していたと思う」と。

佐藤氏がいうには、「そもそも撃たれることは全く想定していなかったのではないか? レーダーすら切っていた可能性がある」 「通常撃つ前にロックオンされたら即座に逃げるだろう」と。確かにそうだ。
ロシアとトルコは、この450年の間に12回も戦争している、確かに露土戦争というのは聞いたことがある、なので今回のこともそう簡単には落着しそうもない。

あと、フランス、ロシア、イランの3国同盟でIS皆殺し作戦を行うだろうと。
その流れで、クルドを独立させるようなことも出てくるかもしれない。それはトルコにとっては非常に困ることで、トルコとしてはISはほどほどに居て欲しい勢力ということになる。

また、アメリカもイランとは急接近しており、このことに対してはイスラエルは気をもんでいる。

別の話で、カリフォルニアのテロは、911ボストンマラソンでのテロとは明らかに違う。
それらは、外から入ってきたアルカイダチェチェンだったが、今回のはアメリカで生まれ育った夫婦だったので、アメリカ人は大きなショックを受けている。

トランプが、ムスリムの入国禁止と言ったところで、今後は国内からテロが生まれるようになる。

あと、もしトランプが大統領になるようなことがあれば、日本では橋下が首相という可能性も出てくる。

とこんな感じで、話についていくのが結構大変な勉強会であった。

日本にとっても尖閣諸島南沙諸島が問題というよりは、中東全体の火薬庫がいつ爆発するか、その時日本はどうするか、ということを想定しておかないととんでもないことになる。


そんな世界情勢の中で、来年以降何をすべきかなあと考えるのであった。

いずれにしても、何が起こっても大丈夫なような、体力・気力・知力を鍛えることは必須だ。