西へ・・・・

amigo_kimura2017-03-15

昨日は、仕事が決まった御礼参りに奈良の小都市へ。

行きの新幹線で、外人のお兄さん二人と乗り合わせた。
最初はドイツ語かなと思ったがどうも違う。ヨーロッパの小国の言語かと思ったがフランス語のようだ。
要は早口なのでわからないのだ。
「フランス語しゃべってるの?」と英語で聞くと当たりだった。

定番の京都・奈良へ行くらしい。京都の宿泊は「さわや本店」。
彼らの持っているフランス語の旅行ガイドの地図が今一つなので、京都からの電車での行き方を教えてあげた。

また、フランスはもうすぐ選挙。フィヨン氏問題について話すとびっくりしていた。
まあ、普通の日本人はあまり知らないだろうけど。
極右のルペン女史もいるが、彼らがいうには社会党マクロンじゃないか?と言っていた。

しかし、それにしても一時は公開講座で習っていたフランス語だが、さっぱり忘れてしまった。

今はロシア語がプライオリティなのでそれを言い訳にしている。

その時にたまたま読んでいた内田樹の本に、フランス語のフレーズが出ていたので彼らに聞いてみた。
sauve qui peau(ソーブ・キ・プー)。覚えられないので「総武切符」とする。
戦争の前線で壊滅しそうな時に仲間にいう言葉らしい。
「おまえら、なんとか生き延びろ」みたいな感じだろうか?
火事の現場とかでも言うらしい。

奈良の小都市は、うーん、正直言ってかなりさびれていたなあ。
駅前の商店街も、火事があったせいもあり半分以上シャッター街
以前はもっと活気があったもんな。

いずれにせよ、御礼の参拝は無事に果たせた。

しかし、関西の寒かったこと。

もう一泊大阪あたりでして、昔懐かしいロシア屋台に顔を出したいと思ったのだが、宿が安く取れなかったり、また天気もパッとしなかったので一泊で帰ってきたのだった。

東京も結構寒かったが、関西の方がやはり寒かったなあ。