昨日のトランプとハリス両党候補討論会は、想定内のマッドスリンギング(mudslinging)泥試合だったかな。ハリスが政策などをきちんと述べられるかが争点の一つだったかもしれないが、まあそつなくやっていたのではないだろうか。あとは、互いの欠点、無策ぶりをあげつらい、それに対して反論するというお決まりのやりとり。トランプの「移民が犬を殺して食べている」というのは、だから移民=悪という短絡的な話で、そのような都市伝説トークもいくつかあったかもしれない。
こちらは山本由伸対今永の投げ合いも見たかったので、1時間ぐらいで観るのをやめてしまったが。山本はほぼ完ぺきな60球。今永はシングルホームランを3発打たれるも、打線の援護があり、13勝目をあげた。彼はいろいろと持ってるねえ。
そして肝心のパリーグ、西武vs日ハム。隅田が先日のオリ宮城と同等かそれ以上のぴチングをし、バーヘイゲンも負けずと好投し、水谷の2ランで先制するも、宮西の被弾などがあり、2-2の同点に追いつかれる。
西武が相変わらず継投が良いので、「引き分けかなあ」と思って見ていたら、11回に田中正義がなんとかきっちり3者で抑え、サヨナラムードを作ってくれた。甲斐野に対し、清宮が倒れた後のレイエス先生が、なんとサヨナラホームラン。サヨナラホームランなんて、そんなしょっちゅう出るものじゃないんじゃないかなあ、という嬉しい結末となった。ヒロインでは、レイエスによるホイットニーの「エンダーイアー」の熱唱ギミック付き。
しかし、隅田は12回まで投げ切りたそうな悔しそうな表情だった。いずれとてつもない投手となるでしょう。