金曜午前中受けた刺激

楷書千字文の一部

昨夜の書道は、というか今クラスは楷書。全クラスは行書だったのだが、ステップ的には一旦楷書に戻る。横の線、縦の線からもう一度やり直しだが、「あれっ、書けねえ」。
行書で適当に書くクセがついてしまったようだ。
多少ウォーミングアップしてから、課題の千字文(せんじもん)を書き始める。これは今から1500年以上前に中国で書かれたもので、「天地玄黄、宇宙洪荒(てんちげんこう、うちゅうこうこう)」というように千文字続く。一文字たりともダブる漢字はない。
写真は、「秋には収穫して、冬にはそれを蔵に入れる」という部分。これを7月10日までに千文字清書して和綴(と)じにしなければならない。綴じるのはいつも嫁さんの役目なんだけどね。


ところで、今朝受けた刺激。
朝、宣伝会議をパラパラとめくっていたら、「あれ、某大手アドエージェンシーの雑誌一筋だった人が、新刊を出版している。でも会社名がなにも書いていないなあ、まさか?」と思って名前をググってみたら、やはり退職されて有限会社を立ち上げていた。彼は、僕よりも6つ上だから、もう50近くになるのだなあ。そのまま某社にいれば、雑誌局次長か、局長も夢ではなかったはずだが勇気あるなあ、と朝から関心した。
と同時に、昨日のはてな近藤さんのインタビューの余韻もあるので、「ワシもこのままではいかんなあ」と考えさせられた。
ちなみに、その本のタイトルは「ターゲット・メディア主義」。

とりあえず、刺激を受けているうちに、参加しようか迷っていた「ロングテール WEB
2.0系」の有料セミナーに申し込む。

2.0といえば、「WEB2.0への道」(インプレス社)に松岡正剛さんが寄稿しているので、これも読んでみようかな。あっそうか!編集学校にインプレスのサポートが付いたんだもんね。


あとは、週末合気道に打ち込みながら、真剣に考えてみよう。

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昼は、神保町のTAKAでナスのミーとソースを食べたあと、例によって古書めぐり。
武道系=高山本店かと思ったら、書道系=大雲堂と思っていた大雲堂にも結構武道系の古書がそろっていたので、思う存分立ち読み。
地下で、欧陽旬(本当はごんべんが付く)の九成宮醴泉銘を買う。これは武道ではなく書の本。

うん、リフレッシュできた。