ゴルフ合気道

レトロな城西ゴルフ

7時前におきて、およそ1年ぶりの打ちっ放しへ行く。練馬の城西ゴルフという、レトロな感じの練習場。

さて、準備運動をしっかりやって、まずはサンドの50yから。
いきなり、シャキーンとシャンク。あれ?まあ、久しぶりだからな。2球目、またシャキーン。うーむ。
気を取り直して8番アイアン。これもシャキーンと右へ。ちょっとボールから離れて立ち、ボールをトウ(つま先)の方へセットしてみる。しかし、またシャンク。

これはひょっとして、ヒールに当たっているのではなく、トウに当たっているんじゃないか?アメリカでは、人のシャンクを良く直してあげたけど、自分でシャンク病ににかかるとはなあ。


そこで考えてみた。今まで15年間ぐらいかけて体内に蓄積された、ゴルフ用のプログラミングが、1年間クラブを握ってなかったことで、すべて消去されているのだなと。

とりあえず、シャンクを矯正するという発想は捨てて、ボールをどこに打つかターゲットを設定し、それに向けて正しくアドレスする、そして芯で打てなくともフィニッシュまでちゃんとスイングする。
これだけ守って淡々と打ち始めた。そうすると芯ははずしながらも、球筋はまっすぐになってきた。

そして、スプーンをティーアップで打つ頃から、かなり良くなってきた。
体の方は、合気道とストレッチポールでだいぶ柔らかくなっているはずだ。
ゴルフのプログラムはリセットされてしまったが、体の方もリセットされ、むしろ悪いくせがなくなっているような感じ。


それに、ゴルフと合気道はかなりかぶる部分が多い。
呼吸法-- 気を出しながら行う、体の中心を意識する、円運動である、これらはゴルフも合気道も共通だ。
そのうちに、「これはゴルフというよりも合気道なんだ」と思いながら打っていると、ティーアップしないスプーンのショットが、いままでにないようなナイスショットになってきた。

うむうむ、これぞ「ゴルフ合気道」。
クリエイターの箭内さんは、「クリエイティブ合気道」だが、僕は「ゴルフ合気道」。


かなり満足して帰り、ミュージックオンTVの洋楽カウントダウンを見てから、BS−2の「純情きらり」再放送を見る。

洋楽のトップの方は、息の長いジェイムス・ブラント、 NE-YO、ダニエル・パウターがベスト3。いいんだけどねえ、イマイチインパクトがないなあ。
それよりも、その番組のあとでいきなりかかっていた、MATISYAHU(なんて読むんだ?) というのがなかなか良かった。ラップなんだけどダンスホールレゲエっぽく、アラビアっぽくもある。ちょっとネットで見たら、やはりユダヤ人だった。日本のラッパー達も、このぐらい個性があるといいのに。


さて、今週の「純情きらり」もなかなかよかった。もも姉さんが嫁ぎーので、下宿人斉藤直道(劇団ひとり)がころがりこむ。
桜子が先生にピアノ指導をたのみ、一度は断られるが、気がかわりベートーベンのピアノソナタの課題を出し、桜子はそれをなんとかクリアする。
自分としては、友達の薫子のお兄さんが出征するシーンで、みんなが万歳三唱する中で、薫子がいきなり「君死にたまふことなかれ」という横断幕を広げるシーンが良かったな。
来週もいろいろゴタゴタがありそうで、面白そう。
でも、連ドラは1年間飽きさせずに引っ張るのは並大抵なこっちゃないね。こっちは勝手なこと言ってるだけだけど。


さてさて、今日は変則的に2時半からの合気道稽古。しっかり汗流してこよう。