11月の読書と「ウェブ時代を行く」

ちょっと遅れたが、11月の読書

1.生方たつえ「蜻蛉日記和泉式部日記」
2.木村浩 「情報デザイン入門」
3.古典落語(4)
4.梶井基次郎檸檬
5.素粒子
6.大江健三郎「僕が本当に若かった頃」
7.岩川隆「競馬人間学
8.柳田国男「毎日の言葉」
9.三島由紀夫潮騒
10.

*ありゃ、10冊目がなんだったか思い出せない。

12月の5冊目として、梅田望夫の「ウェブ時代を行く」を読み終わった。
忘れないうちに、4冊メモっておこう。
三島由紀夫仮面の告白」、大岡昇平「野火」、梶井基次郎「城のある町で」、藤原伊織「ひまわりの祝祭」、・・。


「ウェブ時代」はあまり期待しないで読んだが、ここまで中身がないとは思わなかった。
ウェブ進化論」はそれなりに得るものがあったのだが、今回のは、まったく新たな情報がなく、抽象論に終始した。
もっとも、十台もしくは二十歳前後の悩める若者を対象に書いたというのならまだわかる。

ご自身は、「ウェブ進化論」が当たって「見通しのよい場所」に立てたようであるが、肝心のアウトプットが向上していないのに、気づいているだろうか?

CNETに書いていたころの方が、明らかに質が高かった。今は、有名人との対談やら、相変わらず本が紹介された話がメインで、あまり得るものがない。
高速道路の渋滞で、側道を走っちゃうようなことにならなければ良いが。


わしは、ひたすら「けもの道」を進みながら(もともとサバイバル派だしね)時々「見通しの良い場所」に立てればよいと思っている。


さて、今日は、愛知の有名企業と交流会。


ちりとてちんは、草々とA子のことを気にしまいとする喜代美に、師匠が次のお題「天災」を与える。