チャイコフスキーの朝と7月読書

7月読書報告が遅れてしまった。

53.カラマーゾフの兄弟 (下)
54.「斜陽」太宰治
55.「ニヒリズムを超えて」西部邁
56.「ある愛」中村光夫
57.「風塵抄」司馬遼太郎
58.「無関係な死」安部公房
59.「ロングショットをもう一丁」岩川隆

以上7冊。なんとか100冊ペース。

8月は最初の2冊がスタンダールの「赤と黒」(上下)だったが、カラマーゾフと並び、世界の名作と呼ばれるものは、やはり深いものがある。


今朝は、買っておいた「チャイコフスキー2番」を聴いてみる。
いやあ、良いねえ。
なんで世の中は、チャイコフスキーといえば、4、5,6番ばかり聴くのだろう。


広瀬隆チェルノブイリの少年たち」の中で、原子炉で働くお父さんが、休日の朝に好んで聴いていた、ロシアの大地を思わせる交響曲というのは、やはり2番であっているような気がする。
1番もそのうち手に入れようと思うが。

この中古レコードは、輸入版、しかもロシア版なのだが、普通のLPよりも重くて厚く、実に良い音がする。


さて、オリンピック、柔道はボロボロですな。

平岡、谷はまったく同じような負け方。

どちらとも、不当な反則(積極性がない、あるいは相手の組み手をいやがるという理由)負け。

しかし、世界は日本の柔道おろしの動きが主流なのだから、そのような判定をされる方が、はっきり言ってしまえばどんくさいのである。


無差別級の石井彗のように、「時代に順応するしか生き残る道はない」と割り切って変えていくしかない、ということが、初日にして証明されてしまった。


今日は今から、スタジオで1時間、ドラムの個人練習。スタジオに一人で入るのは生まれてはじめて。