6月読書と安曇族

安曇野でのリモートワークが多く、電車に30分以上乗らないと、なかなか読書が習慣にならない。

6月読書

18.八面大王伝/ 林太郎

19.信濃安曇族の謎を追う/ 坂本博

20.図説 穂高神社と安曇族/ 穂高神社

 

最近急に安曇野のルーツに興味をもちはじめ、図書館で何冊か関連本を借りてきた。

総合すると、安曇族のルーツというのはざっくり下記の感じ。

 

・BC5世紀ごろ、中国の呉から福岡の志賀島に安曇族の元になる人々が移住。

・AD6世紀ごろかもうちょっと後か、志賀島の安曇族が、「いわいの乱」の後、信州の今の安曇野に、日本海ルートで、糸魚川を南下して定着。

・790年ごろ、八面大王が坂上田村麻呂に成敗される

 ただし、八面大王が悪者だったのかどうかは謎。時の為政者桓武天皇の命を受けて、東北成敗に行く途中に安曇野に来たというから、おそらく民は重税にあえいでいて、八面大王は庶民の味方だったのだと思う。

 

ということで、5年前にここを買って以来、ぼーっと別荘ライフを楽しみ、本格移住して1年ちょいだが、なかなか魅力に満ちた、神話、伝説豊富な土地であることがわかった。

 

いつか、八面大王にも会ってみたい。

 

あとは、福岡の志賀島にも、出張のついでに行かなくては。