魔が差すということ

近くはないが、同じ県内で大事件が起きて、猿之助の事件が飛んだ感じ。

中野市の猟銃発砲、刺殺事件のこと。犯人は猟銃を4丁も所有していたとのこと。これはおそらく父親が市議会議長ということと関係しているかもしれない。

自分も安曇野の山暮らしをする中で、猟銃免許という考えが頭をよぎることはあった。

自給自足体制を作るという意味合いが大きかったのだが。今一つ乗り気になれなかったのは、やはり殺生はなるべくしたくないという理由。「人が殺した肉をスーパーで買って食べてるじゃないか」と言われるとその通りなのだが、やはり自分で殺すのは意味合いが違う。

あとは、銃だろうが刃物だろうがボーガンだろうが、武器を身近に置くということは、魔が差すというか、やはり悪魔が寄ってくることになる。今回の事件はそういうことなのだろうと思っている。

なので、護身用としてナイフなどを持ち歩いている人は、結局使うことになってしまう。

犯人が「悪口をいわれたと思った」と供述したらしいが、これはもう何かに取りつかれていたとしかいいようがない。そういうメンタリティは、銃を持った時からはじまっていたということなのだろう。

銃社会アメリカに住むということは、その観点からいうと危険極まりないということになる。まあ、3年も住んでしまったのだが・・・。幸いあぶない目にはあまり会わなかったけど。

 

さて、今は土曜の早朝。

ハーフマラソン本番前の、最後のハーフランに明るくなったら行ってこよう。