生まれ変わった大毅

昨夜は、当日ボクシングがあるのを知り、なんとなく夕飯を食べながら見ていたのだが・・・・。


2,3年前の亀田をまつわる大騒ぎ、ボクシングを知らないファンを中心とする異様な盛り上がり、鬼塚、佐藤をはじめとする提灯持ち、御用解説者たち、そしてボクシングそのものの中身のなさ、買収とも思われる判定内容、挙げたら切りないが、すでにその時点で見限っていた。


今回のデンカオセーンは強いチャンプなので、ボコボコに大毅が負けるのを期待して見ていたのだが、1ラウンドのゴングが鳴って、「あれっ」と思った。

大毅、左ジャブ打ってるじゃない??しかもちゃんとした。ボクサーなんだから当たり前と思うかもしれないが、意外とちゃんとしたジャブを打てるボクサーは少ない。
今までの試合は、外からのパンチをボディと顔にやみくもに振り回していたにすぎない。


逆にデンカオが、ボクシングになっていなく、クリンチするようになり、「これはもしかしたら、いけるかも」と思ったが、後半相手のクリンチに付きあってしまい、決めてを欠き(それでも最後の2R、しっかりポイントを取ればと思ったのだが)2−0、しかも2ポイントの僅差で及ばなかった。



でも、大毅がこの2年間、血のにじむような練習をしてきたことはよくわかった。トレーナーもまともな人間をつけたのだろう。
君もこれでボクサーの仲間入り。おめでとう。一足飛びに世界チャンピオンになる必要もないし、マスコミもそういうあおり方をせず、一歩ずつランキングを上げ、5位以内になったら満を持して挑戦すれば良い。


昨夜は良いものを見せてもらった。


ミノワマンチェ・ホンマンの試合は笑ったけど、ミノワマン良く買った。

ところでミャンマーにいた、みのわさん、今どうしているかなあ。

ところでといえば、所英男は面白い試合だったが、最後に劇的なKO負け。もうちょっと足を地につけてパンチとキックを出さないとね、今回の相手のように。



さて、今日も雨で外は暗いぞー。



でも、がんばりましょう。



あ、そうだ、今日は娘の4回目の誕生日!!!
早く帰らなきゃ。