シベリア抑留の落とし前

昨日の夜11時のEテレの、「シベリア抑留」の番組は見ましたか?

ほとんど誰も見てないとは思うけど、ワシは録画したものを、今朝の3時半ぐらいに目が覚めたので、観た。

いや、いい番組だった。
簡単に言うと、ソ連側から誰かがなぜか、抑留者の誰それが、住所はこれこれでまもなく帰国出来そうである、ということをラジオで日本語で流したのだ。

それを、京都?だったかな?の電気屋に勤めるなんとかさんが偶然傍受して、というかただ聞いて、これは捨て置けんということで、その住所に向けて700通以上手紙を出したという話。

そのなんとかさんは、出征するも、体力的な問題でダメ出しされて帰され、欝々として働いていた時にそのような放送を耳にして突き動かされたらしい。


番組のことはさておき、シベリア抑留は今年新聞で少し話題になったものの、ほぼ風化しかかっている。
ただ、これは明らかな国際法違反。言ってみればスターリンの暴挙。それを黙認したアメリカにも罪がある。
なぜなら、敗戦国の兵隊は日本に直ちにもどされるべきものだったから。
これをこのまま風化させると、日本の泣き寝入りに終わる。
政治家ならば、北方領土問題解決のカードに使うべきだろう。

ちょっと前に、、ハバロフスクで少しホームステイしてロシア語勉強するついでに、日本人墓地を参拝したいと思っていたが、この番組を観てその気持ちが強くなった。


明日は、ふと思い立って、友達のお父さんのお墓参りに鎌倉霊園へ行こうかと思っているが、墓を見つけられるだろうか?