昨日の羽生イオンモールでの仕事は、「行く必要もなかったかな」というぐらい平穏にフェイドアウトできそうだったのだが、帰ろうと思った昼頃にPC系のトラブル発生。どうにもならんので、バックアップ機材に全部入れ替えてなんとか事なきを得た。その後も電話がなかったので、無事終わったのだろう。
なんか思ったのだけれど、人間の存在意義って、平穏な時よりも、トラブルの時の方が重みを増すんだな。
おかげで、姉のお見舞いが遅れてしまった。昼飯を取る時間もなく、電車の中でサンドイッチを一つつまんで向かった。本当は缶ビールをプハーしたかったのだけれど、そういう雰囲気でなかったので、ペット茶にした。
姉はおかげさんで元気そうで、一安心。
まあ、退院して順調に回復したら、温泉に来てくれ。
虎ノ門といえば、石田琵琶店を思い出し寄ってみた。店は当然変わらずあったのだが、時間が遅かったせいか閉まっていたので看板だけパチリ。「おやっさん、ブランクも長いけど、またちゃんと弾いてますぜ」
羽生往復は新幹線での大阪往復よりもつかれたなあ。
電車で遅ればせながら「鉄道員(ぽっぽや)」読み終える。
期待してなかっただけに、なかなか良かった。そもそも短編集であることを知らなかった。
そして、全編スピリチャルに満ちた作品であることも。
「天きり松」はどちらかというと、力技でぐいぐい読者をひきつけるようなところがあるが、ぽっぽは、素朴な中に胸をキュンとさせるような仕掛けがちゃんと埋め込まれていて、上手いなあという感じ。
夜はまたbsハイでカラヤンをやっていた。
「田園」を見だしたのだが、みんな勝手に他の場所でいろんなものを観たり聴いたりしはじめるし、それよりも、
映像が先週にもまして、凝りに凝ったカメラワーク。音楽を楽しむというよりも、映像に神経がいってしまい、何かトゥーマッチになり、銭湯に行ってしまった。
特に、三楽章の、オーボエソロにファゴットが絡む部分があるが、ファゴットのタータータという三つの音に合わせて、ファゴットのシルエットイラストが出てくるのは止めてほしかった。
まあ、というわけで、夜のLPタイムもほどほどに、疲れてぐっすり寝たわけです。
今日は、これから午前中合気道稽古で、午後は多分嫁はんが自分の買い物に出るので留守番かな。
石川遼クンが首位タイ発信なので、これは見ないとね。