今朝の変な夢と、共同声明

今朝は変な夢を見ていたなあ。
実在はしていない古本屋に来ている。
張り紙がしてあって、アルバイト募集。古本屋なのだが下にスタジオがあるらしく、ドラマー募集とある。
店長に地下のスタジオに案内してもらうのだが、1階分降りるとプールみたいになっていて、そこが何かすごく汚い状態。そこから下に降りるとスタジオになっているのだが、ドラムといいながらも、ミニドラムみたいなのが置いてあって、とても叩けるしろものではない。スティックも2本の長さがチグハグで、叩こうとしても叩けないという変な夢だった。

そして、今日は夕方3時半過ぎぐらいから日露共同声明。
安倍総理が、「ウラジーミル」だけでなく、「君」と呼んだのには驚いた。
訳すときに、「ヴィ」ではなく「トウィ」にしたかったのだろうが、プーチンはそのような親しさは求めてなかったと思う。プーチン自身はおそらく「しんぞー」とは呼んでなかったと思うし。
むしろシンゾーは、ロシア人には正式に父称もつけて「ウラジーミル・ウラジーミラビッチ」と呼ぶべきだったのでは?

で、まあ、両国の経済協力8項目を進めましょう、ということに留まったわけだけれど、サンケイの阿比留氏が「引き分けよりも後退したのではないか? 日本に柔軟性を求めるが、ロシア側の柔軟性はどうなのか?」と突っ込むと、やや血相を変えて、いろいろ話しだした。

日露戦争後、南樺太南半分を割譲したではないか?とか、1956年の日ソ共同宣言の時は、アメリカのダレスに脅されて話が進まなかったとか、いろいろと際どい発言があった。
最後の方で、「日露間で平和条約を結ぶことが何よりも重要だ」ということを話した。

ということは、経済協力が進んで信頼関係が構築され、平和条約締結となった暁には二島を返還する、と暗に言っているように自分は受け止めたのであった。

日本人は、ロシア人と交渉するに際しては、まずチュッチェエフの散文詩「ロシアは理屈ではわからない(ウモム・ラッシーユ・ニエ・パニャーチ)」を理解した上で事にあたるべきと思う。
そういうことを助言する人もいないのだろうな。

あと、日本側のロシア語通訳が、かなり崩壊していたのが印象的だった。
不人気言語というのは、なかなか層が薄くて大変だ。

米原万里さんが早死にしていなければ、大いに腕を振るったのだろうが残念だ。

自分は、そこを目指すほどにはまだテンション上がっていないなあ。