昨夜のEテレでは、カラヤン特集でチャイコフスキーの5番をやっていたらしい。
自分は暑くてやや疲れたので早々に寝てしまった。
先ほど数年ぶりに2番を聴いてみた。たまにしか聴かないLPは、探すのも一苦労で見つからないことも多い。
これを入手した経緯は、広瀬隆の「チェルノブイリの少年たち」というとても悲しい小説があるのだが、主役の少年の父が原発で働いていて、平和なころによくこの2番を聴いていたという設定なのだ。
これを聴かずに一生を終える人がほとんどと思うが、機会があったらCDでよいから聴いてみてもらいたい。自分のは、ロシア版のLPなので、さらに音がよい。
チャイコフスキーはなぜか4,5,6しか聴かれないのだが、それぞれが個性が強い。
それに比べると2番は、特に一楽章はウクライナの大平原(行ったことはないが)が目に浮かぶような、素直でスケールの大きいメロディが特徴的。
さてさて、昨夜で終わった大相撲名古屋場所は、3関脇の大関昇進が最大テーマだったが、日本の二人が最後失速し、結局豊昇龍のみが昇進。まあ、優勝もしたから当然だよね。それにしても、新入幕3人がそろって二けた勝利は見事だった。
伯桜鵬優勝の可能性も結構あったと思うが、それをさせなかった豊昇龍がさすが。
個人的には北勝富士に勝ってほしかったけどね。