井上vsネリ 振り返り

結果はご存じの通りというか、アマゾンプライム入っていない人は見れなかったと思うが・・・。

1R/ 2分ぐらいでネリのショート左で井上人生初のダウン。ダメージは最小。

ネリはかさにかかって攻めてきたが、井上のディフェンス能力高く、カウンターを2発ぐらい決める。

2R/ 逆に井上が左のショートでダウンを奪い返す。

3、4R/ このあたりで完全に井上のペース。ネリは時々左右フックを振り回すが、空振りかガードの上。4Rだったか、井上が変わったフェイント⇒ノーガードのような形で相手を挑発というか、完全に相手を飲んだような形。

5R/ 後半にすごく小さい左フックでダウンを奪う。このあたりでネリにはダメージがかなり蓄積されてきた様子。

6R/ ラッシュをかけ、強烈な右ストレートでネリが倒れた時点で試合ストップ。

 

ネリにチャンスがあったとすれば、1Rのダウン後、大振りではなくショートでボディから上に攻めていたら、ちょっと危なかったかもしれない。

東京ドームの4万人の中での試合というのは、井上にも格別なものがあったようで、プレッシャーも大きかったようだ。なので、1Rはちょっと浮足立ってしまったということだろう。ただ、その中でもダウン後に冷静に試合を立て直せるのが並みのチャンプと違うということだろう。

あまり話題には出なかったが、スーパーバンタムに上げたことによるパワー不足というのは全く問題が無くなったということだろう。というか、フェザーでも十分やれるのではないかと感じた。

6階級?のマニー・パッキャオは、過去の映像を断片的に見ていると、かなり打たれる試合も多かったようだが、井上の場合は基本ほとんど打たれていない(ドネアの第一戦をのぞいて)ので、まだまだ息長くやれそうだ。

それはそうと、ネリが負けた後もリングに残って、井上の勝利をたたえた姿勢(逆に井上は試合後舞い上がってしまい、相手に敬意を表するのを忘れる傾向にある)、花道を引き揚げる際に、観客に丁寧に握手、タッチして回った姿勢は好感がもてた。

 

さて、もう一つの楽しみだった日ハムvsSBの初戦は、残念ながら4-9で負け。

北山が山川他SBの強力打線につかまってしまった。まあ、こういうこともあるだろう。

今日は誰が投げるのかな?