先週話題になった上川外務大臣の失言問題。以前ここで書いたが、政治家の発言は、魂をちぎって投げるがごとくもの。なので、撤回などできないのだよ。
ネットから引用すると、「一歩を踏み出したこの方を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」とのたまわったとのこと。
問題は2点ある。メディアでは一つだけクローズアップされているようだが。
1.子供が欲しくても出来ない方々への配慮のなさ。
自分は二人子供がいて、順風満帆と思われるので、精神的に病んでしまうぐらい不妊治療と闘っている女性の気持ちなどわからない。とくに、姑からのプレッシャーなど計り知れないでしょう。
「そういう意図ではない」など通用しない。「うまずして何が女性か?」という断片を聞いただけで、そういう方々は多大なダメージを受けるということすらわからない。
法案を通す時だけメディアで煽って、その後はまったく元に戻ってしまっていることに気づいている人はいるのだろうか?
今時、「女性が、女性が」というのはジェンダーニュートラルな時代においてはマイナスである。
では、何といえばよかったのか?
「一歩を踏み出したこの方を、私たち女性が知事にせずして何が女性でしょうか」。
これなら1はクリアするが、2で引っかかる。
「一歩を踏み出したこの女性を、女性の我々だけでなく、皆で知事にしようではありませんか」
これならばOKかな?
いずれにしても、大臣としての業務はちゃんと?やっているのかもしれないが、「想像力欠如大臣」と言わざるを得ない。しかしながら、周りには幸いにもそういう人しかいないので、それほど傷は負わないだろうが、そういうことでいいんですか?
上川君がこれを目にすることはないだろうが、少しは学んでもらいたい。
さて、日ハムvsロッテ戦。残念ながら土日二連敗で終わった。
土曜はやはり?加藤が滅多打ち。日曜も大海が打たれ、後半立て直したのは立派だが、同点止まりで、9回岡にサヨナラホームラン。
なんとなく貯金が増えて、ちょっと気が緩んだと言われても仕方ないだろう。特に万中ね。
明日以降、交流戦に向け、連敗ロードにならないことを祈るのみ。
それにしても、西武もSBに一回ぐらい勝ってくれよな。