アナログについて

ここ2,3年でアナログがかなり息を吹き返してきたようで、アメリカではCDの売り上げをアナログが抜いたという話が去年、一昨年あたりから出てきている。

松本の中古レコード屋に年末行ったときに「どうですか?」と聞いてみたら「CDそのものが縮小しているから、あまり影響はないですよ」とのことだった。

しかし、アナログ雑誌も結構出ているみたいだし、アナログを800枚ぐらい持っている自分としては喜ばしいことだと思っている。

自分のアナログの一番の思い出は、横浜上大岡にあった「友&愛」という貸しレコード屋かな。5年ほど前に、イベントでLDH所属のアーティストに頼もうとしていた時に、HIROさんのことを調べていたら、AVEXの松浦さん、HIROさんがその友&愛で働いていた(or 創業者だった)ということをネットで見てびっくりした。

店番をしていたのは、志垣太郎似のイケメンのお兄さんで、自分はソウル、当時のいわゆるブラコンのレコードをかたっぱしから借りて、またはタワーレコードで買って聴いていた。当時というのは1980年代前半だったと思う。その志垣太郎が、店に行くと「これ聴いてみな」といって自分の知らないレコードを勧めてくれたのだった。

たとえば、Klymaxx,  The Jones Girls,  Finnis Henderson, Eugine Wild なんて、ほとんど誰もしらないようなアーティストなんだけど、そのいくつかは今でも持っていて、我ながら「やっぱ、いい音楽を聴いてたんだなあ」と思うのであった。

 

NHKで、星野源松重豊が人知れず音楽番組を持っているんだけど、面白いんだけど、もう少しマニアックに踏み込んでもらいたいなあという気はする。まあ、視聴者を考えるとあれでも十分にマニアックなのかもしれないが。

 

星野源が、「3月にジャネットジャクソンがTLCを連れて来日する」と言っていた。

ただねえ、後ろの席で18,000円の価値はとてもあるとは思えない。行きたい気持ちは50%はあるが。ジャネットはもう10年以上も活動をしてなかったんじゃないか?もちろん全盛期のジャネットは好きですよ。

TLCに至っては、31でサラリーマンを辞めてアメリカに行った時が、Crazy Sexy Cool がまさに流行っていたタイミングだった。番組で星野源が推していたDiggin on youなんてカラオケの持ち歌だったりする。だから、Left Eye が急死(事故死?)したときはショックだった。

 

あさって日曜は会合があって、田舎から松本に出向くのだが、久々にビートニクス(中古アナログ屋)に寄ってみようかな。どうしても手に入れたいLPがある。

それはDeBarge のデビューアルバム。