学歴詐称というが

文春で、小池百合子カイロ大学に通っていた時代に下宿をさせてあげていたという女性が、信ぴょう性のある手記を公開したとのこと。当時、カイロ大学は、4年で卒業するということはかなり困難だったらしい。小池氏のアラビア語は初級レベルで、その手記の人が辞書を貸した際(辞書すら持っていなかった?)、返って来た辞書を見て、小池氏が鉛筆で◎をつけていた単語を見て「こんな初歩的な単語も知らなかったのか」と愕然としたとのこと。

そういう事実を墓場まで持っていけなかったという心情が、今回文春に公開した理由とのこと。

 

さて、自分もアラビア語はかじったことがあるので、難しさはある程度理解しているつもりだ。ロシア語は今も続けていてこちらの難易度も相当なものだが、キリル文字は入り口は大変に見えるが、慣れるとそれほど大したことではない。一方アラビア文字は結構手ごわいと感じる。

そういえば小池百合子が書いた、アラビア語入門的な本も持っている(横浜の家に置いてある)。その本では、「カタカナ読みでOK」的なノリだったと思う。前述の手記を見れば、小池氏はカタカナ読みレベルのアラビア語しか習得できなかったのだろう。

 

ただ、ツイッターで書かれているような「これで小池も詰んだ」とはあまり思わない。

いわゆる二世政治家たちの多くは、親の力で大学に入って卒業しているのだろうから。

亡くなった安倍シンゾー君にしてもおそらくそうだろう。

 

なので、仮に「小池百合子候補のカイロ大学学歴詐称が立証されましたー」となっても、今度の都知事選挙への影響は少ないのではないかと思う。というのは、カイロ大学が出てまいが、アラビア語が片言しかしゃべれまいが、都知事の仕事にはあまり関係ないから。

 

蓮舫氏にも、あまり詳しくはないが、二重国籍問題があったらしいし、政治手腕で小池氏を凌駕するものがあるのかと言われると、正直あまりないと言わざるを得ない。

 

広島で市長をやっていた石丸氏が台風の目になるのかというと、そこまでではないような気がする。

 

東京都一極集中にうんざりして安曇野に移住してきた元都民としては、まあ、高みの見物をさせてもらうかな、というところ。

 

 

さてさて、今日からペナントレース再開。

セパ交流ですっかり波に乗った楽天を、サチユアバッテリーが押さえられるかどうかが見ものですな。