もう入梅(つゆいり)ですかい?

もう入梅か?と思わせるような天気@東京である。まあそれならそれでもいいんだけど、しかし雨用の靴が2足しかないなあ。やはりドクター・マーチン系のプレーンな靴がもう1足あったほうが望ましい。


さて、昨日のセミナーの話。
ロングテール時代のWEBマーケティング2.0」というタイトルで、博報堂の方と、博報堂電通→そして最近グーグルと華麗な転身をされた高広伯彦氏の講演。
H社の方は、WEB2.0とロングテールの話を概括されたという感じ。よくまとまってはいたと思う。
高広氏は、D社に移ってすぐの時のセミナーに参加して、なかなか面白かった。
今回はどういう話かと思ったのだが、辛口でいくと、「インタラクティブプロデューサーとしてのプレゼンというよりは、グーグル代表のプレゼン」という印象。
広告のことを、江戸時代の平賀源内「丑の日」からさかのぼって解説したのは興味深かったが、ロングテールの話は、「結局グーグル・アドセンスかい?」という見え見えのオチになってしまった。もしかしたら、本人も不本意なのかもしれないが、グーグルというスーパーパワーの中では仕方ないのかもしれない。
いずれにせよ、この手の話は梅田望夫氏の「WEB進化論」を読めば、まだまだ事が足りるといった感じである。
そういえば、博報堂の方が「WEBの世界では、コンテンツの編集力というのがまだまだ足りない」と言っていたが、そのとおりだと思う。
自分は、機能とか技術を追いかけるというよりも、よりコンテンツの方に注力すべきなのかなあと思う。そろそろ目指す方向を決めなければならない時期に来ているのは確かだ。
正直なところ、WEB2.0だの長い尻尾だのヘッタクレだの言っても、たいした話ではないというか中身がない。”Where is the beef?” なのである。そのような流行りのワードに近視眼的になるのではなく、もっと大局的に物事を見る必要があると僕は思うのである。

ところで昨夜の収穫は、なんといってもセミナー仲間のYOHさんと偶然再開できたこと。ひょっとしたら2年ぶりぐらいではないだろうか?しかし、彼のブログは時々拝見していたので、自分としては時間のギャップをあまり感じなかった。今年の11月にお子さんが生まれる予定とのこと、おめでとうございます!! 我が事のようにうれしいです。

昨夜はそのあと二人で、天から降ってきたお金で、銀座でおいしいビールを飲んだ。

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今朝の「純情きらり」では、サクラ(宮崎あおい)のダンスホール通いを心配した達彦が、ついにマロニエ荘に引越してくる。といってもサクラはダンサーのマリを応援しようとして通ってるのだけどね。
マリは、妾として男の元に住むとマロニエ軍団に宣言。東吾(西島秀俊)は「本当にそれで幸せなのか?」ともそっと切り込んでいく。マリは東吾を好きだから、キツイんだろな。
一方、磯おばさんは、強硬な態度の笛ねえに対し「商売をはじめるから家を出て行く」と宣言。
まあ、もろもろ変化の条件が整ったので、今週後半なにが展開されるかが見ものやね。
つーか、連ドラの解説ばかりしてどうすんだ、オレ?