シュリーマン展と娘誕生日

amigo_kimura2015-10-07

今日は娘の10歳の誕生日。
いろいろプレゼントをいただき、ひたすら浮かれています。

10歳といえば、自分の場合は北海道から横浜に移住した年齢。人生の節目でもあったなあ。

さて、昨日は池袋サンシャインのはずれの古代博物館でやっている「シュリーマン展」に行ってきた。
平日で、場所もテーマもマイナーなので、ゆっくりと紀元前3000年からの発掘品を見ることができた。
シュリーマンは語学の天才。いわゆるメジャーなヨーロッパ言語はもちろんのこと、ロシア語とアラビア語もやったのだからすごい。ひたすら音読をして音読が病気も治したという話。

まったく別の悲しい話。
1998年は1年弱ミャンマーにいたのだが、旅行会社で働く前にお世話になったホストファミリー的な人々がいる。
ここ7,8年疎遠になっていたが、そのファミリーの中のお姉さんがフェイスブックで最近アプローチしてきたので友達承認をした。
時々書き込みや写真を横目でみていたのだが、どうもその弟の奥さんが病気のような写真がアップされている。
もともと恰幅のよい人だったが、ずいぶん痩せて入院しているところにミャンマーのお坊さんがお祈りをしている写真。
そしてついに、今週は葬儀の写真がアップされていた。10月3日が葬儀だったようだ。
明るく優しい人だった。残念としか言いようがない。


ノーベル賞、化学物理の分野で日本人二人受賞。これはめでたい事。
一つ気になるのは、学問のとんがった部分がそのような形でクローズアップされて、その分野の産業が活気づくのはとても良いこと。一方で、学問の底上げにつながっているのだろうか?
つまり、底辺が地盤沈下してはどうにもならない。小学校からの理数系の底上げをしっかりとやってもらいたい。

TPP。これもなんとなく似たような話。
先進国同士がお互いの利便性を高めるために、関税を最適化するのはそれは良いことでしょう。
しかし、それを支えている後進国は働けど働けど貧しく、底辺から這い上がれない。
それどころか、IS他テロ組織が野放しになっている国は危険をおかしてでも難民となって先進国に向かわざるを得ない。世界の視点でも、底辺の底上げを計画的にやらずに自分たちの利益だけを追求していると、結局ブーメランのように大きな問題として降りかかってくるのだ。


えー、そうこうしているうちに、今度の日曜がいよいよライブ。
気持ち的にもやっとライブモードとなってきた。
今週は就活も休止して、ライブ準備に専念するかな。

明日は久々に、スタジオにこもってドラム練習をするか。