レオパレスのニュースで思い出した

最近のレオパレスの不祥事ニュースを見ると、近くに3年ぐらい前に
レオパレスが出来たときのことを思い出す。

冷やかし半分で内覧したときに、少し話した若い営業のMさんは、その
レオに住んでいて、時々顔を合わせるようになり、何かのついでに中野坂上の本社に
拉致?されたのであった。

要は、磯子にある持ちマンションを担保に入れて銀行から金を借りて
アパート経営をして金を稼ぐという話。

その時自分は半失業状態で、そのことをMさんの上司に話すと
「仕事は見つけて働けばいいじゃないですか?」と言った。まあそうなんだけどね。

いずれにしても、マンションの名義はオフクロなので、当然その話は立ち消えで、
そもそもそんなうまい話があるはずもないと思った。

本社には、何組かの中年夫婦が同じような話をしに来ていたなあ。

それから何ヶ月かし、求人もタクシー運転手か、レオと同種のブラック不動産しか
なくなり、〇〇建託というところに面接に行ったのだった。

そのビジネスモデルは、相続税対策として土地を持っている人に2億円の契約を
してもらい、アパート経営をしてもらうというもの。

「その2億円はどこから出てくるんですか?」と能天気に尋ねたところ、「家主が
銀行から借りるんです」との答え。

それは、アパートに客が集まらなければ借金を背負うのは誰でもわかるよなあ。

というのが、レオに限らず昨今問題になっている話なのだった。

レオの場合は、それに加え建築構造問題がオンされたということ。

ついでに書くと、〇〇建託の所長いわく、「飛び込み訪問が基本で1ヶ月で足の
指のつめが無くなります」だって。

当然そんなビューティフルでない話には乗らなかったのであった。

もしかしたら、この話は以前にも書いたかもしれない。